SPMBTは重すぎ

アバロンヒル社のスコードリーダーから始まった陸戦シミュレーションゲーム熱は同社のクロスオブアイアン、クレッシェンドオブドゥーム、G.I.アンビルオブビクトリー(ここまでボードゲーム)と引き継がれて総プレイ時間は1000時間を軽く越え、1万時間に届きそうなくらいだった。3日間寝ずにプレイしたことも度々あった。
その後プレイヤー不足からプレイが滞っていたが、SSI社がコンピュータシミュレーションでクロスオブアイアンの世界を再現したSTEEL PANTHERSを出してからまたプレイに熱が入った。その後STEEL PANTHERS2/3とバージョンを重ねたが、残念ながらSSI社がなくなってしまった。
ところがSTEEL PANTHERSのソースコードをSSI社から引き継いだユーザーグループがそれをWindows用のフリーのゲームに作り変えてくれた。それがSPWaWだ。これは第二次大戦のゲームだが、これを元に現代戦車戦用に改良したのがSPMBTだ。どちらも素晴らしいゲームだ。しかし、SPMBTにはちょっと欠点があるのだ。非常に重いのだ。我が家でこのゲームをまともにプレイできるPCはPentiumMの2GHz機かPentium4の3GHz機だけだ。STEEL PANTHERSが486 66MHz機でもプレイできた事に比べると大変な処理増と言える。
パッケージの箱に書いてあるのではなく、自分でプレイした感じから快適にプレイできる必要システム条件を書き出してみると

  1. STEEL PANTHERS 486 66MHz
  2. STEEL PANTHERS2 Pentium 100MHz
  3. STEEL PANTHERS3 Pentium 100MHz
  4. SPWaW Pentium2 450MHz
  5. SPMBT PentiumM 2GHz

となる。SPWaWとSPMBTはエンジンが同じはずなのだが、これほど違うのはいったいどうしたことか。最近はSPMBTをプレイすることが多いので、もうちょっと軽くなってくれるとありがたいのだが。