FON2100EのDD-WRT化がうまくいったものだから,調子に乗ってWZR-1750DHP2とWZR-HP-G302HもDD-WRTにしてしまおうとした.結果は失敗.どちらも最新のファームウェア(2.31と1.85)にアップデートしていたのが失敗の原因だ.

手順は,いきなりDD-WRTのファームを書き込むことはできず,まずfactory-to-dd-wrt.binを書き込んで,任意のファームウェアを書き込めるようにする.その後DD-WRTのサイトから落としてきたDD-WRTファームを書き込む.

ところが,最新のBuffaloファームはファームバージョンチェックが厳しくなったらしく,factory-to-dd-wrt.binの書き込み前に「ファームウェアが正しくありません」と表示されて失敗する.失敗したと言っても書き込み前なので,ファームはBuffaloのままになっており,再起動すれば普通に起動する.両機はオリジナルのBuffaloファームで使い続けるしかないようだ.

昨日,メルコ(Buffaloの前身)創業者の牧誠氏が逝去した.今回の失敗は,牧氏に敬意を表してBuffaloファームを使い続けよというお告げだったのかもしれない.

DD-WRTは使い良いのだが,書き込めるルーターが新品では売っていない.DD-WRT機が欲しいときは,ヤフオクなどで古いルーターを入手するしかないようだ.