「Debian」カテゴリーの記事一覧

2018-02-26

ラズパイサーバー飽きてしまった

ラズパイZERO Wでサーバーを立てるのは、最初は楽しかったが、もう飽きてしまった。Debian Stretchをサーバーにするのは初めてだったので、新しいsystemdなんか知らないことだらけで調べるのは面白かったが、今はそうでもない。サーバーなんだから黙って正しく動いていればいいか。先代のThinkpadはCentOS5.11だったからか、インストールした最初っから設定は終わっていて、何もしなくても動いていた。ログインするのは週に1回あるかないか。それでいて何のトラブルもなく動いていたのだから、さすがCentOSだ。チャラいイメージのUbuntuとは違って質実剛健な感じのDebianだから(あくまで私感)、ラズパイサーバーも黙ってしっかり動いてくれるのを期待している。

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2018-02-19

ラズパイでwordpress運用開始

ラズパイにapacheとphpとmariaDBが入ったのでwordpressをインストール。そしてpoundの飛び先をラズパイに指定して運用開始。ARM11 1GHzはPentiumM 1GHzに比べると非力なはずだが、SDメモリカードのアクセスが速いせいか、レスポンスは同じくらい。今後はDBのバックアップ方法が課題として残っている。

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2018-02-18

ラズパイにopenssl0.9.8をインストール

raspbianでPound-2.7をコンパイルしたいのだが、またlibcryptとlibsslでエラーになる。dpkg -l libssl* で調べるとlibssl1.0.2とlibssl1.1が最初からインストールされている。ライブラリへのパスも張られている。これはlibsslのバージョン違いが原因のようだ。Pound-2.7が動いているCentOS5.11のopensslは0.9.8eだ。たぶんPoundはopensslが0.9.8なのを当てにしているのだろう。しかたないので、openssl0.9.8をラズパイへ入れることにした。0.9.8なら何でも良いだろうが、Pound-2.7のコンパイルの実績がある0.9.8kにした。

/usr/local/srcへopenssl-0.9.8k.tar.gzを解凍

./config zlib
make
make depend
make install

/usr/local/sslにライブラリはインスト―ルされるが、なぜかスタティックライブラリの.a形式。.soはできなかった。ここでPoundをconfigureするときは

./configure --with-ssl=/usr/local/ssl

cryptoは通るけど、またsslが通らないので、configureをコメントアウトして、make。ここでなぜかSSL回りでエラーが出る。シンボルが宣言されてないというのが多数。どうせSSL接続は使わないので、全部適当に宣言し直して無理やりmakeを通す。これで何とかコンパイルできて、ラズパイでpoundが動くようになった。

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2018-02-18

ラズパイにapache2とPHP7とmariaDBをインストール

apache2

apt install apache2

PHP7.0

apt install php php-mysql php-gd php-mbstring

mariaDB

apt install mariadb-client mariadb-server

とりあえず、これで動くみたい。apache2は/var/log/apache2がないと起動時にエラーになるため、RAMディスクで/var/logを構築している場合は、apacheをrc.localより後に起動するように設定する。  

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2018-02-18

ラズパイのext4ジャーナルを無効にする

ラズパイのSDメモリカードへの書き込みを減らすため、ファイルシステムのジャーナルを無効にする。

ラズパイで

tune2fs -o journal_data_writeback /dev/mmcblk0p7

/dev/mmcblk0p7は/にマウントされているデバイス。/etc/fstabを見ると分かる

ラズパイをシャットダウンしてSDメモリカードを外す。他のDebianのマシンにSDメモリーカードを差して、自動マウントされたらアンマウントしておく

tune2fs -O ^has_journal /dev/sdb7

/dev/sdb7はSDメモリカードの/の領域。SDメモリカードをラズパイに差して起動して、ラズパイで

debugfs -R features /dev/mmcblk0p7

で、結果にhas_journalがなくなっていれば、無事ジャーナルが無効になっている。

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2018-02-17

ラズパイZERO WのBluetoothがWindowsより使いやすい

ラズパイZERO WのBluetoothが使いやすい。Raspbianをインストールした直後から使える。BluetoothマークのメニューバーアイコンをマウスでクリックするだけでBluetoothキーボードとペアリングできた。WindowsだとBluetoothのドライバをインストールしたり、専用アプリでペアリングしたりで面倒だった。最近のWindows10だともっと楽になっているかもしれないが。

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2018-02-17

ラズパイZERO Wをサーバーにすると配線がシンプルに

ラズパイZERO WをThinkpadの代わりにサーバーにする計画は着々と進んでいるが、ラズパイZERO Wは消費電力が少ないだけでなく、配線がすごくシンプルになることが分かった(って、買う前から分かっていたはずだが)。ACアダプターから短いUSBケーブルで電力を供給するだけ。後は何の配線も要らない。フリスクの箱くらいの筐体をUSBケーブルの先につなげるだけ。置き場所も自由に選べる。すごく便利だ。

あと、コストも安い。ラズパイZERO W本体が1300円。いくつでも買えるラズパイZERO WHだと1800円。SandiskのA1仕様16GB マイクロSDメモリカードが800円。電力を供給するUSBケーブルが162円(スイッチサイエンス)。ACアダプタがAnker PowerPort 6 Liteだとアマゾンで2099円。この6ポートのACアダプタから4台のラズパイへ電力を供給しているので、ラズパイ1台当たりは2099/4=525円。公式ケースが648円。高い方のZERO WHで計算しても合計で1800+800+162+525+648=3935円。4千円弱でサーバーが1台手に入るのだ。これは安いよ。

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