月: 2013年2月
軽いねtinyproxy
非力なマシン(80486, 75MHz)でsquidを動かしていた。ちょっと重いのでtinyproxyに変えてみた。OSはRedHat6.2だ。この6.2というのはRHEL6ではなく、10年以上前にリリースされたRedHat6.2である。tinyproxy-1.4.3をコンパイルしたが、ソースをいじることなくコンパイルできた。設定ファイルはsquidに比べてシンプルだ。動作は期待通り軽い。
もっと古いマシンでも動くかと思い、RedHat4.2のマシンに入れようとしたがこれはコンパイルできなかった。POSIX compliant threading libraryが無いとエラーメッセージが出る。さすがにkernel 2.0.36では無理だったようだ。
さようならFederaCore6,こんにちはBackTrack5RC3
長く使っていたFedoraCore6のマシンを飛ばしてしまった.Fedoraは長く使うものじゃないよという声が聞こえてきそうだが,アップデートしなくても別に困らなかったので良かったのだ.飛ばした理由はデバイスドライバのインストール.RTL8180チップのWIFIカードを使おうとしたのが運の尽き.RTL8180はkernel2.6.27からサポートされたのだが,FC6はkernel2.6.22までなのでそのままでは動かない.そこでデバイスドライバをメーカーのサイトから拾ってきて入れようとしたのだが,コンパイルエラーが出る.調べるとこのソースファイルはちょっと古めのkernel向けに書かれていたのだ(調べてないがおそらくkernel2.6.18辺りまで).kernel2.6.22というのはRTL8180にとっては真空地帯だったようだ.それならというのでソースファイルをいじってコンパイルエラーを無くそうとした訳だが,ヘッダーファイルやなんかをいろいろいじって,kernelをアップデートしてとやっている内におかしくしてしまった.これまで動いていたプログラムが動かなくなってしまった.元に戻すこともできない.
今更FedoraCore6を再インストールするのも無駄なので,新しいディストリビューションを入れた.順当に行けばFedora18を入れるところだが,たまたま手元にあったのがBackTrackRC3のDVDだったので,BackTrackにしてしまった.そして,BackTrackがなかなかに面白いので,FedoraCore6を飛ばしてしまったのは却ってラッキーだったかもと思い始めたのだった.
IP電話開通
IP電話番号を取得した.今時なら050plusなのだろうが,NTTグループにお布施するのは嫌なので,無料のIP phone SMARTにした.フュージョンコミュニケーションは以前プロバイダとして使っていたときはそこそこ使えていたので,たぶん大丈夫だろう.サイトから申し込むのだが,申し込みにメールアドレスとクレジットカード番号が必要だ.申し込みにかかる時間は5分くらい.すぐに050から始まる電話番号をもらえる.
IPフォンのソフトの方だが,スマホ用のはいろいろなところで取り上げらているので略.PC用は主にオフィス向けなので露出が少ない.ググって探したのが3cxフォン.これも無料だ.
起動するとこんな画面が出る.iアプリ開発用のプラットホームを思い出す.
設定は簡単ではなかった.
account編集画面でEditをクリック.
Account nameは任意文字列(私はIPsmartにした).
Caller IDは自分の電話番号.
ExtensionはSIPアカウント(電話番号をもらうときに同時にもらったもの).
IDもSIPアカウント
PasswordはSIPアカウントパスワード.
My locationはI am out of the officeを選んでexternal IPにドメインを入力.
他は何も指定しない.これで繋がるようになる.
ハンドセットの設定はPreferences設定画面で行うが,これはオーディオデバイスをプルダウンメニューから選ぶ.
これで固定電話を止めても良さそうだが,この電話からは110番にはかけられないそうなので,もうちょっと待とう.