「読書」タグの記事一覧
成城石井の創業
成城石井の創業者,石井良明さんの本だ.単なる一商店から成城石井というブランドスーパーを立ち上げただけあって,素晴らしい才能のある人だ.しかし,天才肌というのではなく,基本を地道にコツコツやっていくタイプの人だ.この人の真似ならできるんじゃないかと思えてくる.私の仕事とは分野が違うが,非常に参考になることがたくさん記されている.読みやすいし,お勧めの一冊だ.
数学する身体
書評が良かったので森田真生の数学する身体を読んでみた.数学者嫌いの私には共感できる本じゃないかなという期待があった.しかし,期待はずれだった.これなら定理や証明が無機質に綴られている数学書の方がためになる.なにゆえこの本が高評価なのか分からない.
湾岸ミッドナイト42巻
終わるのが惜しくて,ずっと読むのをためらっていた.C1ランナーがあるから,まだ終わりじゃないと思い直して昨日初めて読んだ.最後までキャブレターだったんだな.私もキャブ車しか乗らないので,気持ちはよく分かる.車にコンピュータを積むなんて気持ち悪いよ.見ただけでは中身がどうなっているか分からない.
AIの衝撃 人工知能は人類の敵か
小林雅一氏による解説本.今流行りのAIがニューラルネットからSVM,スパースコーディング,ディープニューラルネットワークと手段を変えて進化していく様子が分かりやすく書かれている.私は好きでもないのに,SVMやらスパースコーディングやらディープラーニングやらをやらされてきたので,本の内容には親しみを感じた.数式は敢えて書かなかったようで,各技術の詳細が分かる訳ではないが,概要を知るには最適な本だ.800円と安いし,お勧め.
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答えは必ずある-逆境をはね返したマツダの発想力-
良い本を読んだ.チームリーダーに必要な資質が具体的に書かれていて分かりやすかった.もう20年早く読みたかったが,その頃はまだマツダのSKYACTIVEエンジンは影も形もなかったんで仕方ないか.