IBMのニューロモーフィックデバイスが凄い
日本アイ・ビー・エム 東京基礎研究所 山道 新太郎氏へのインタビュー記事より
次世代デバイスでは、相が変化することで抵抗値が変動する材料でメモリ素子を作ります。配線の交点部分にその相変化メモリを置き、外部からのパルス(信号)が繰り返し与えられるにつれ、そこの抵抗が自然に低下するしくみです。滅多にパルスがこない状態を、記憶する価値の無い情報とみなし、そこの素子は抵抗が高いまま残ります。デバイス自体の経験、つまり素子特性の経時変化を、記憶に活用しようとするものです。製造技術的には相変化メモリ(phase-change memory)のような不揮発性メモリに近いイメージになります。
重みの学習をシンプルに自動化できている.この発想はすごい.デジタルの発想から抜け出せなかった私にとっては目から鱗.もう深層学習(=ディープラーニング)は研究対象としては時代遅れになったと感じる.
あれ,でもいったん増えた重み(低下した抵抗値)を減らすことはできるのかな?パルスが来ないと抵抗が増えるしくみが要るなあ.そうでないと学習がうまく行えない.
ロシアと韓国からの不正アクセス防止フィルター
今朝,新たなIPからwebサーバーへの攻撃があった.そのIPを登録したフィルターが以下.ロシアからはdyanmic-pool.mclaut.netという怪しいドメインから,韓国からはinverse.nic.or.krというドメインからだ.
iptables -I INPUT 1 -s 109.227.68.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 46.164.131.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 176.67.17.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 91.244.55.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 112.124.116.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 78.137.48.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 109.227.93.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 118.45.105.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 91.244.42.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 91.244.41.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 91.244.47.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 91.244.0.0/16 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 178.216.18.0/24 -j DROP
# Korea
iptables -I INPUT 1 -s 121.129.127.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 125.134.227.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 211.225.123.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 112.167.221.0/24 -j DROP
Bluetoothより弱いワイヤレスマウス
iPadとiPhoneをBluetoothでペアリングしようとしたら出来ない.変だなと思ったら,5m離れたところで家族が電子レンジを使っていた.iPadとiPhoneはくっつけていたんだけど,どれだけ弱いんだよBluetoothは.そしてその弱いBluetoothでiPhoneからBluetoothスピーカーに音楽を飛ばして聴いていたら,ロジテックのワイヤレスマウスが効かなくなった.iPhoneとスピーカーのBluetoothをオフにするとマウスが動き出した.ああ,なんと使いにくい.2.4GHz帯は大渋滞だね.無線LANは5GHz帯に逃げることができるけど,ワイヤレスマウスとかどうしたらいいんだろうね.5GHz帯のマウスとかあるのだろうか.
pcmcia-cs-3.1.34に上げたら
libretto20のカーネルコンパイルは無事に終わり2.2.14から2.2.26になった.それは良かったのだが,ついでにpcmcia-csのバージョンを3.1.24から3.1.34に上げたら困ったことが起きた.3comのpcmcia LANカードを差し込むとピポッと言って認識してくれるのだが,ネットワークの設定がされない.ログを読むとeth0というデバイスはできている.手でifup eth0と打ち込むと良いのだが,以前は自動的にifup eth0をやってくれていた.何が変わったのだろう.どっかのスクリプトが変わったのだろうな.調べるのは面倒だなあ.かと言って元に戻すのも面倒だし.困った.
libretto20でカーネルコンパイル
libretto20はRedhat6.2を素で入れたままなので,kernel-2.2.14だ.これを2.2系最終版の2.2.26にしたい.ソースは拾ってこれたので,展開して,あれ?どうすればいいんだ?5年くらいやってないので忘れた.ブログを”カーネル”で検索したらあった.良かった.もういちど書いておくと,
make config make dep make clean make bzImage make modules make modules_install make install (これでliloも実行される) cd pcmcia-xx make config make all make install
kernel-2.4になってからは全くいじってないけど,きっとコンパイルの作法は変わったのだろうな.
sshdをipv6対応にしてみたらipv4に繋がらなくなった
sshdをipv6対応にするにはsshd_configのListenAddressの行を
ListenAddress ::
にするだけで良いとネットにあった.ipv4は無効にはならなくて,ipv6で繋がらなかったらipv4に自動的に切り替わるとあった.そこでsshd_configを書き換えてsshdをリスタートした.すると確かにipv6でssh接続ができるようになった.ところが,別のマシンからipv4で繋げようとすると繋がらなくなった.ネットの説明と違うぞ.opensshが古い(4.x)せいか.やむを得ず元に戻した.
G Suiteの新規ユーザー登録には携帯SMSが必要
外国のメーカーのサイトにユーザ登録したくなって,以前安易にメールアドレスを登録して懲りたことから,新たに捨てアドレスを作ることにした.G Suiteの管理コンソールにログインしてユーザ追加をしてパスワード設定をすると,携帯SMSを使った本人認証を求められた.それで携帯番号を入力して作業を済ませたのだが,以前は本人認証は要らなかった.セキュリティレベルが上がったようだ.