「音楽」カテゴリーの記事一覧

2017-07-11

音楽プレイヤー対決 mocp VS cmus

mocpもcmusもキャラクタ端末用の音楽プレイヤーだ.どちらもapt-getで簡単にインストールできる.使ってみた結果,私にはコマンド数の少ないmocpの方が好みだと感じた.コマンドを覚えるのが苦にならない人なら,cmusの方がいろいろできて良いかもしれない.

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2017-05-30

私を変えたFM雑誌

民放のFM放送が4局(FM東京,FM愛知,FM大阪,FM福岡)しかなかった時代,FM誌がいくつか出版されていた.私はその中でFMレコパルを良く読んでいた.FMレコパルは私のような子供向けの内容だった.FM誌には,長岡鉄男さんのエンクロージャーの製作記事が載っていて,それを参考にエンクロージャーをいくつも作った.また,松本零士の漫画がたまに載るのもうれしかった.新聞配達をして貯めたお金でコンポーネントステレオ装置を買い,また自作した.いつか大人になったら,自宅に防音のオーディオルームを作って,好きなだけ大きな音でJBLのスピーカーを鳴らそうとか夢見ていた.レコードプレーヤーのカートリッジを宝石のように扱って,カートリッジのコレクションは宝石箱のようだった.ところが(これは以前にも書いたように思うが),FM誌にある言葉が載っていて,その言葉のおかげで私のオーディオに対する姿勢は180度変わってしまったのだ.その言葉とは,

「どんなおんぼろのラジオから流れていても,良い音楽は心に響く」

だった.私は衝撃を受けた.高価なオーディオ機器を崇め奉っていた自分が恥ずかしくなった.音楽は曲を楽しみ愛でることが本質で,音質を云々語るのは邪道だと思うようになった.それからは,レコードやカセットテープを集めることにお金を使い,壊れない限りオーディオ機器を買い換えなくなった.当時のチューナーやアンプは40年経った今でも現役で音楽を鳴らしている.最近はハイレゾオーディオが流行っていて,しかもそれが低価格のラズベリーパイとDACで実現できるものだから,かつてのオーディオ自作ブームが再来したような様相だが,私は先に述べた理由から,ハイレゾには興味がない.ただ,省エネというかエコは大事だと思っているので,40年前のヤマハのA級アンプで音楽を聴くよりは,ラズパイとDACとD級アンプで聴いた方が地球に優しいのかなと思ったりしている.その目的ではラズパイをいじるかもしれない.

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2015-01-29

耳がハイレゾになった

最近ハイレゾ音源が流行りである.20kHz以上の音波が人間の音感に影響を与えているという話はうそではないと思う.が,手持ちの機材を買い換えるつもりはないので,そのまま音楽を聴いていた.ところがである.ある日突然,スピーカーから流れる音楽の解像度が上がったのである.機材には何も手を加えていない.それぞれの楽器の音が鮮明に分離して聞こえる.まるでハイレゾ音源に変えたみたいだ.いったいどうしたというのだ.耳がハイレゾ対応に進化したとしか思えない.これはすごい.以前から耳鼻科で検査してもらうと,「耳が若いですねー」と医者に言われていたので,耳には自信があったのだが,さらに進化したのだろうか.じつにめでたい.乾杯だ.

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2014-12-08

FMチューナー > ottava > radiko.jp

ottavaは64kbpsのステレオ.radiko.jpは48kbpsのステレオ,FMチューナーはアナログ.音が一番良いのはFMチューナーだ.私のは40年前に買ったビクターのFMチューナーだが,問題なく高音質の音楽を奏でてくれている.選曲ツマミの糸が切れない限り,現役で使えるだろうな.

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