「linux」カテゴリーの記事一覧

2018-04-14

FON2100EをDD-WRT化

我が家にはFON2100Eが3個ある。ひとつはDD-WRT化してイーサネットコンバーターにしている。あとのふたつはオリジナルのままだ。FONのアクセスポイントを公開してlinusの権利を維持したいためだ。ところが、ここ数年、ほかの人のFONのアクセスポイントを使うことがなくなった。FONのアクセスポイントがなくなったからではない。今でもFONのアクセスポイントはあちこちにある。実際、自宅からも仕事部屋からも1個見える。使わなくなったのはMVNOを使い始めたからだ。FONのアクセスポイントが生きるのは出先で使うときなのだが、MVNO接続があれば、出先でアクセスポイントを探す必要がなくなってしまった。もうオリジナルのFON2100Eを維持する意味は薄れた。そこで、オリジナルのFON2100EをDD-WRT化してWDSのために使うことにした。で、問題になったのが、「どうやるんだっけ?」。1台はDD-WRT化しているので、昔やったことがあるのは確かだが、完全にやり方を忘れてしまった。どのPCでやったかも覚えていない。ファームのファイルもどこにしまったか分からない。しかたないのでネットで調べた。ココに最近(2014年)DD-WRT化した人の記事があった。読んでみると結構複雑だ。よくこんなことを(自分が)したなあと感心してしまう。こんな面倒なことをするより、DD-WRTを積んだルーターが3000円で売っていたら買ってきてしまうよ。しかし売ってないのだ。がんばってやるしかない。ごにょごにょやって、今ファームを書き込み中。記事によると30分くらいかかるそうだ。うまく行くといいなあ。2台あるから1台失敗しても良いんだが。

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2018-04-12

ディスクに付いている意味不明の長い文字列

linuxでもwindowsでもHDDに4C4C4544-0059-5910-804A-C4C04F4B4258みたいな訳の分からん文字列が割り振られる.コピー&ペーストできる環境なら問題ないけど,手で打たなくてはいけなくなったりするとうんざりだ.なぜこんな文字列を採用したのだろうか.しらべるとUUIDというものだそうだ.将来にわたって重複や偶然の一致が起こらないようにとのことだが,HDDにその性質は要らないのじゃないか?よく考えて決めたのだろうか.迷惑の方が大きいと思う.

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2018-04-11

linuxのXilinx ISEがMAC address 000000000000になって起動しない

Spartan-6はVivadoでサポートされない.ISEを使うしかない.linux(Ubuntu 16.04LTS)でISEを起動するとライセンスファイルとPCのMAC addressが一致しないと言われて起動しない.なぜかMAC addressが000000000000になってしまう.これはISEのライセンスマネ―ジャーがeth0のMACアドレスを取得しようとするからだ。Ubuntu 16.04とかDebianのイーサネットデバイス名は最近はenp0s25みたいになっている。これをeth0に変えなければISEは動かない。

/etc/default/grubを編集して

GRUB_CMDLINE_LINUX="net.ifnames=0 biosdevname=0"

と書き換えて、

grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfgを実行する。

/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rulesを作成して

SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="02:01:02:03:04:05", ATTR{dev_id}=="0x0", ATTR{type}=="1", NAME="eth0"

と書き込む。

これで再起動するとイーサネットデバイスがeth0になって、そしてISEが動く。

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2018-04-06

複数のクラウドをたばねてひとつのディレクトリに見せるサービス

オンラインストレージサービスを複数個使っている。無料のものも有料のものもある。無料のものは会社が倒産してファイルが無くなったことが以前あったので、大事なファイルは有料のものに入れている。ストレージのサイズは小さいものが15GBで大きいものは50GBだ。お金を月1000円ほど出せば1TBが使える(Google、DropBox、マイクロソフト)のだが、私はケチなので安いものですませたい。今使っているストレージサービスの容量を全部足すと、3.6TBだ。これで1年間の費用が6800円だ。

3.6TBのストレージをDropBoxで実現すると約7万円。アマゾンだと4TBで55200円。マイクロソフトだとOneDriveが5TBで11000円。OneDriveは安いね。ただし普通の方法ではlinuxで使えない。それに6800円よりはやはり高い。そこで、なんとか分散しているオンラインストレージをひとつのディレクトリに見せかけるサービスやソフトがないか探してみた。見つけてインストールしたのは以下の3つ。

  1. MultCloud
  2. odrive
  3. Air Explorer

結論は、ひとつのディレクトリに見せかけることは、どのソフトも不可能だった。バラバラに配置してある各オンラインストレージを一覧で見られるとか、検索できるとか、オンラインストレージ間で同期ができるとかの機能だけ。どれも私が求めるものではなかった。これは自分で作るしかないようだ。ソフトウェア作るのは苦手なんだけど、必要は発明の母と言うし、できるかもしれない。

ここにヒントがあった。私には難しいが、挑戦してみよう。

https://medium.odrive.com/sync-client-magic-602d858731de

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2018-04-02

PLANEX USB-DAC PL-US35APは長寿商品

極悪マザーボードTDVIAはPCIバスにSCSIカードとNICカードしか刺せない。Sound Blasterなどを刺すと動かなくなる。仕方ないので音を出すために2個しかないUSB1.1ポートにPLANEXのPL-US35APを刺して音を出している。アマゾンでPL-US35APのところに行くとまだ普通に売っていた。そして「お客様は、2013/2/28にこの商品を注文しました。」と表示されている。5年も前から売っていてまだ現役とはなかなかの長寿商品だ。当時はまだハイレゾが流行ってなかったので、このUSB DACはハイレゾではない。しかし、C-MediaのCMxxxxというチップで、Windows10でもMacOSXでもLinuxでもPS4でもドライバのインストール無しに認識するという優れものだ。だから今でも需要があるのだと思う。最近は1000円出せば、ハイレゾのUSB DACが買えるので、このPL-US35APはこれでないと動かないTDVIAやPS4用に温存して、MacOSX用にはハイレゾの安いDACでも買ってみようと思う。

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2018-03-31

ラズパイ用USB NICを買い足す

270円のUSB NICを買い足した。MAC番号が同じなので、ソフトで変えて使った。今回も動いた。もう一度書いておこう。

このアダプターを複数使うときのMAC番号の変え方を見つけた./etc/systemd/network/00-default.linkというファイルを作って(ファイル名はどうでも良いらしいが),

[Match]
MACAddress=00:e0:4c:53:44:58
[Link]
MACAddress=00:e0:4c:53:44:02

と書いておくと,下のMAC番号に書き換わる.

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2018-03-28

wpa_supplicant.confの暗号化

ラズパイで無線LAN接続をするとパスフレーズが平文でファイルに書き込まれる.そこで,

wpa_passphrase MYSSID passphrase

を実行するとpsk=xxxxxという暗号化したプレシェアードキーが得られる.これをwpa_supplicant.confに書き込んでおくと安心.

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