「linux」カテゴリーの記事一覧

2013-05-17

カーネルコンパイル

libretto70にRedhatを入れたが,カーネルが大きすぎてメモリを食うので,カーネルコンパイルで小さくしてみた.カーネルコンパイルは何年もしていなかったのでどうやるかを忘れていたが,昔に何百回もやったためか,指が覚えてくれていた.新しくなったカーネルはメモリ使用量が2/3に(29M->19M)になった.libretto70はメモリが32Mなのでこれは大きい.

make config

make dep

make clean

make bzImage

make modules

make modules_install

make install (これでliloも実行される)

cd pcmcia-xx

make config

make all

make install

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2013-05-15

libretto70にlinuxをインストール

1996年発売のlibretto20にredhat linuxを入れて自宅サーバーに使っている.かれこれ15年ほど使っているが,問題なく動いている.しかし,いつかは壊れてしまうだろうから,代替機が欲しいと思っていた.そしたらlibretto70が入手できてしまった.完動品だ.windows95が入っていたが,redhat linuxに入れ替えて使っている.redhatを入れるときにトリッキーなことをしたので備忘録として書いておく.

私はlibretto用FDDを持っていないので,libretto20にredhatを入れたときは結構面倒なことをした.HDDに複数のパーティションを切り,その一つにDOSをインストールし,DOS領域にredhatのインストールファイルをコピーした.インストール用ブートイメージもDOS領域にコピーし,DOSを起動してからloadlinでブートイメージをロードし,redhatをインストールした.

今回のlibretto70も同じことをしようと思ったのだが,HDDが1.6GBしかない.インストール用のDOS領域に500MBほど割り当てるとlinux用の容量が減ってしまうので避けたい.libretto20はHDDを換装して8GBにしてあったのでこのような問題はなかったのだが.そこで486DX4のマシンを使った身代わりインストールを試したらうまく行った.

486DX4のマシンにlibretto70のHDDを繋げて普通にredhatをインストールする.インストール後,486DX4のマシンでredhatが正常に起動するのを確認したら,HDDを外してlibretto70に装着する.電源を入れたらlibretto70でredhatが立ち上がるのだ.ペリフェラルが微妙に違うのだが,起動時のauto configurationで自動的に修正してくれる.非常に簡単だ.他のノートPCにも応用できると思うので覚えておくと便利な方法だ.

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2013-05-02

i386用CentOS6.4はまだkernel2.6系

うち捨てられていたPower Edge 1600SCにCentOS6.4を入れた.最初x64用のDVDを突っ込んだら64bit CPUじゃないと怒られた.Xeonなのに64bitじゃないのかと驚いたが,気を取り直してi386用のDVDでインストールした.そしたらkernelが2.6系だった.これも驚いた.今時のディストリビューションならkernel3.x系じゃないのか.これでは長いこと使っているCentOS5.xとあんまり変わらない気がする.まあ,動けばいいや.

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2013-04-27

Thinkpad X30 に gOS を入れた

open SUSEで運用していたThinkpad X30だが、少々重い。そこで、ちょっと古いがgOSを入れた。gOSの詳しいことはwikipediaを参照されたし。ただし、もうgOSの会社はなくなっていて、サイトも消滅している。

gOSはUbuntu 8.04をベースにしたディストリビューションだ。apt-getはまだ使えて、各モジュールは最新版にupdateできる。Ubuntu 8.04なのでThinkpad X30でもサクサク動く。これでしばらく運用してみよう。

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2013-03-20

Softether フリーウェア版登場

Softetherから「フリーウェア版出たよ」とメールが届いた.packetix2.0をずっと(いつからかが思い出せないくらい昔から)タダで使わせてもらっているのでいまさらフリーウェア版と言われてもと無視していた.

そして今日は休日で時間があるので,フリーウェア版とやらをダウンロードした.そしたらこれがなかなか良い.kernel2.4から3.0全部で動く.32bitも64bitもサポート.かつてpacketix2.0をインストールしたがうまく動かなかったubuntu7.10のマシンでもmake一発で動いた.また,世間から邪険にされている(e-taxからも見放されていた)Windows Vista 64bit版でも動いた.いやいや,ありがたいことだ.packetix2.0と同様,便利に使わせてもらおう.

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2013-02-11

さようならFederaCore6,こんにちはBackTrack5RC3

長く使っていたFedoraCore6のマシンを飛ばしてしまった.Fedoraは長く使うものじゃないよという声が聞こえてきそうだが,アップデートしなくても別に困らなかったので良かったのだ.飛ばした理由はデバイスドライバのインストール.RTL8180チップのWIFIカードを使おうとしたのが運の尽き.RTL8180はkernel2.6.27からサポートされたのだが,FC6はkernel2.6.22までなのでそのままでは動かない.そこでデバイスドライバをメーカーのサイトから拾ってきて入れようとしたのだが,コンパイルエラーが出る.調べるとこのソースファイルはちょっと古めのkernel向けに書かれていたのだ(調べてないがおそらくkernel2.6.18辺りまで).kernel2.6.22というのはRTL8180にとっては真空地帯だったようだ.それならというのでソースファイルをいじってコンパイルエラーを無くそうとした訳だが,ヘッダーファイルやなんかをいろいろいじって,kernelをアップデートしてとやっている内におかしくしてしまった.これまで動いていたプログラムが動かなくなってしまった.元に戻すこともできない.
今更FedoraCore6を再インストールするのも無駄なので,新しいディストリビューションを入れた.順当に行けばFedora18を入れるところだが,たまたま手元にあったのがBackTrackRC3のDVDだったので,BackTrackにしてしまった.そして,BackTrackがなかなかに面白いので,FedoraCore6を飛ばしてしまったのは却ってラッキーだったかもと思い始めたのだった.

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2013-01-10

WPAのセキュリティも危機に

WPSを使っている無線LAN APがクラックできるというreaver-wpsを拾ってきた.aircrack-ngによりWEPは無力化したが,reaver-wpsによりWPAも無力化されてしまうのだろうか.自分のAPに今クラックをかけている.
reaver-wpsのインストールは簡単で./configure; make; make installだけで終了する.reaver-1.0からreaver-1.4まで存在する.私のFedora Core 6(何年前のでしょう..)ではreaver-1.2までコンパイルできた.reaver-1.3以降をコンパイルするにはもう少し新しいOSが必要なようだ.
クラックを始めて30分が経過したが,まだ結果はでていない.aircrack-ngに比べると時間のかかる作業のようだ.

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