日: 2017年9月30日
オーセラスジャパンモバイルバッテリーケースは実は優れものだった
以前iPhone5用にオーセラスジャパン モバイルバッテリーケース PowerSkin for Apple iPhone5 ホワイト というのを買った。iPhone5のカバーとモバイルバッテリーが一体型になっているものだ。カバーとしてはよくできていて、1mくらいの高さからコンクリートに落としてもiPhone自体はびくともしない。しかし、モバイルバッテリーの動作が良く分からなくて、純正のiPhone5用充電器では満充電できないようなのだ。モバイルバッテリーを外して充電すると満充電できるが、充電する度にカバーを外すのは面倒だ。面倒なのでやがて使わなくなった。ところが、今回何の気なしにQC2.0対応のチャージャーで充電してみた。そしたら満充電できるようになった。あら、使えるものだったのね。これからは使うようにしよう。私が買ったときより、今はずいぶん値上がりしている。
AIで碁は打てても、AIで相場は張れない
近頃のAIブームに乗っかって、証券会社や銀行が「AI外貨予測」「AI為替予測」なんてのを始めた。3年くらい前に一部の証券会社が提供していたた「過去チャート検索機能」と本質的には同じだ。基本は同じで(ここすごく重要)「チャートの形が同じなら同じ結果を生む」という考え方に基づいている。この考え方が正しいのなら、AIで相場を正しく予想することができる。AIは教師あり学習は得意なのだ。
ところが残念なことに先の考え方は間違っている。全く同じチャートの形が生じても、いつも同じ方向に値が動くとは限らない。つまり入力データが同じでも、教師データが正反対になる(相場は上がるか下がるかしかないからね)ことがある。これをdeep learningに突っ込むと学習が進まないというか学習ができない。
これはうれしい結果だ。アホな連中が何千台のGPUを並べて数メガワットの電力を消費して相場を予想しても、歴戦のたったひとりの相場師にかなわないのだ。なんと痛快な。
私はdeep learningの研究を仕事にしてはいるが相場師でもあるので、この結果はなんだかうれしい。人間はまだまだすてたものではない。
近所のツタヤ、コミックレンタルをやめてしまう
近所のツタヤが1カ月の改装を終えてオープンした。さぞかしグレードアップしただろうと楽しみにして訪れたら、コミックレンタルはやめましただって。なんと、儲かっていなかったのだろうか。紙の本を買うと置き場に困るし、電子書籍は紙の本と同じ値段だし、レンタルがいちばん便利でお得だったのに。利用者にお得ってことは、お店は儲からないわけで、仕方のないことなのか。借りていたのは「空母いぶき」と「甘々と稲妻」だけだったので、これからは電子書籍で買うとしよう。