「ラズパイ」タグの記事一覧
ラズパイにapache2とPHP7とmariaDBをインストール
apache2
apt install apache2
PHP7.0
apt install php php-mysql php-gd php-mbstring
mariaDB
apt install mariadb-client mariadb-server
とりあえず、これで動くみたい。apache2は/var/log/apache2がないと起動時にエラーになるため、RAMディスクで/var/logを構築している場合は、apacheをrc.localより後に起動するように設定する。
ラズパイのext4ジャーナルを無効にする
ラズパイのSDメモリカードへの書き込みを減らすため、ファイルシステムのジャーナルを無効にする。
ラズパイで
tune2fs -o journal_data_writeback /dev/mmcblk0p7
/dev/mmcblk0p7は/にマウントされているデバイス。/etc/fstabを見ると分かる
ラズパイをシャットダウンしてSDメモリカードを外す。他のDebianのマシンにSDメモリーカードを差して、自動マウントされたらアンマウントしておく
tune2fs -O ^has_journal /dev/sdb7
/dev/sdb7はSDメモリカードの/の領域。SDメモリカードをラズパイに差して起動して、ラズパイで
debugfs -R features /dev/mmcblk0p7
で、結果にhas_journalがなくなっていれば、無事ジャーナルが無効になっている。
ラズパイZERO WのBluetoothがWindowsより使いやすい
ラズパイZERO WのBluetoothが使いやすい。Raspbianをインストールした直後から使える。BluetoothマークのメニューバーアイコンをマウスでクリックするだけでBluetoothキーボードとペアリングできた。WindowsだとBluetoothのドライバをインストールしたり、専用アプリでペアリングしたりで面倒だった。最近のWindows10だともっと楽になっているかもしれないが。
ラズパイZERO WのUSBを止め、HDMI出力も止める
サーバー運用するラズパイZERO Wの発熱を低減させるため、使わないUSBとHDMI出力を止めてみた。ココとここのサイトを参考にした。USBを止めるには
echo 0 | sudo tee /sys/devices/platform/soc/20980000.usb/buspower
これで消費電力が0.05W(0.01A)下がった。HDMIを止めるには
sudo tvservice -o
これで少し消費電力が下がったはずだが、私の測定機では分からなかった。これは気休めだね。あと、ラズパイはシャットダウンしても電気を食う。シャットダウンした後の消費電力は0.1W(0.02A)だ。気になるなら電力供給ケーブルを抜いておいた方が良い。
ラズパイZERO Wをサーバーにすると配線がシンプルに
ラズパイZERO WをThinkpadの代わりにサーバーにする計画は着々と進んでいるが、ラズパイZERO Wは消費電力が少ないだけでなく、配線がすごくシンプルになることが分かった(って、買う前から分かっていたはずだが)。ACアダプターから短いUSBケーブルで電力を供給するだけ。後は何の配線も要らない。フリスクの箱くらいの筐体をUSBケーブルの先につなげるだけ。置き場所も自由に選べる。すごく便利だ。
あと、コストも安い。ラズパイZERO W本体が1300円。いくつでも買えるラズパイZERO WHだと1800円。SandiskのA1仕様16GB マイクロSDメモリカードが800円。電力を供給するUSBケーブルが162円(スイッチサイエンス)。ACアダプタがAnker PowerPort 6 Liteだとアマゾンで2099円。この6ポートのACアダプタから4台のラズパイへ電力を供給しているので、ラズパイ1台当たりは2099/4=525円。公式ケースが648円。高い方のZERO WHで計算しても合計で1800+800+162+525+648=3935円。4千円弱でサーバーが1台手に入るのだ。これは安いよ。
ラズパイのサービス起動順序を確認する
ラズパイに/etc/rc.localがあるのは良いのだが、こいつはsystemdで管理されているrc-localというサービスなのだ。放っておくと、他のサービスと同時に起動・実行される。他のサービスがrc.localの実行結果を当てにしていたりすると、エラーになってしまう。そのようなサービスは、rc.localの実行が終わってから起動するように設定しないといけない。まず生きているサービスを確認する。
systemctl list-units –type=service
私の場合、rc.localにRAMディスクの設定を書いてあるので、そこに書き込みそうなサービスであるcron, ntp, rsyslogあたりはrc.localの後に起動したい。
/etc/systemd/system/multi-user.target.wants/
に各サービスの設定ファイルがある。それらのファイルの[Unit]の項に
After=rc-local.service
を書き加える。
ラズパイZERO Wの消費電力は1W
ラズパイZERO Wをサーバー運用するので消費電力を測ってみた。ACアダプターはAnkerの60W品。もったいないな。電圧は5.3V出ていた。ちょっと出過ぎな気がする。電流は起動時に最大0.2Aで、アイドル状態になると0.1Aだった。最大消費電力は5.3×0.2=1.06Wだ。これならSoCの放熱もそんなに気にしなくて良いだろうと思う。今は財団の公式ケースに入れてある。このケースは放熱はあまりよくなさそう。