linux」タグの記事一覧

apple
2018-03-19

AirMac Expressは子機のMACアドレススプーフィングを禁止する

ラズパイZEROにUSB NICを付けたマシンでは動き,ラズパイZERO Wでは動かないプログラムがあった.ネットワーク制御のプログラムだ.最初は原因が分からなかったが,やっと分かった.ラズパイZERO WをAirMac Expressの子機としてネットワークにつなげていたからだ.AirMac ExpressはAppleの他の製品と同じく,細かい設定ができない.ファイアーウォールの設定もおまかせ設定だ.このおまかせ設定では,子機のMACアドレススプーフィング動作を禁止しているみたい.この方がたいていの場合は安全だから,これで良いのだろうな.

そこで後日、無線APをBuffaloのAirStationに変えてみたが、動作はAirMac Expressと同じだった。すまん、AirMacだけ悪者のように書いてしまった。どこも同じだった。

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Debian
linux
Stretch
ラズパイ
2018-03-17

ラズパイ3で作ったイメージはラズパイZEROで使える

ラズパイZERO(Wが付いてない方)のセットアップをするとき、ネットワーク入出力が付いてないのでファイルのコピーとかソフトのアップデートとかいろいろ面倒だ。そこで、ネットワーク入出力が付いているラズパイ3でセットアップするのが簡単で良い。ラズパイ3のSDメモリ―カードは、そのままラズパイZEROに刺せば動く。ラズパイ3のARMは64bitでラズパイZEROのARMは32bitなので、普通なら動かなさそうだが、raspbianは32bit OSなので大丈夫だ。将来、raspbianがアップデートされて64bit対応になってしまったらこの技は使えなくなる。

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linux
ラズパイ
音楽
2018-03-04

ラズパイI2Sのマスタークロックについて

ラズパイのI2S出力を利用してDACを繋ぎ、音楽を楽しむというのが流行っているが、I2S出力のマスタークロック(MCK)についての考察が足りないまま、音が良いと騒いでいるのが気になる。マスタークロックのジッターが分かるほど良い耳を持ってないってことなら、その辺のオーディオプレイヤー(iPodとか、ウォークマンとか)でいいんじゃないのと突っ込みたい。そんな中、読んでいてなるほどと納得させる考察をしている方記事を見つけた。マスタークロックの作成方法の違いで音が変わるようだ。ラズパイオーディオには興味なかったのだけど、そういうことなら聴いてみたくなった。 ラズパイのI2Sの動作モードをスレーブにすること(DACボードの方からMCKを供給すること)が一般化すれば、マスタークロックのジッター問題も話題に上らなくなりそうだが、先ほどの記事の日付から1年半も経っているのに、なかなかそうなってないし、そんなDACボードも少ない。みんな本当にオーディオマニアなの?

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linux
2018-03-03

libretto20へPerl-5.6.0をインストール

ラズパイZEROを導入したが、HDDを搭載していて、かつ消費電力の小さいlibretto20はまだまだ活躍の余地がある。今日はlibretto20にlogwatchを入れることにした。logwatchはperlで書かれているので、インストールシェルスクリプトを走らせるだけでインストールが完了した。しかし動かしてみると、myとuseが無いとエラーになる。myとは何だ?調べるとperlで変数のスコープを制御するためのものだった。libretto20に載っているperlは古くてそんなものは無い。仕方ないのでperlのバージョンを上げることにした。上げると言っても、最新版を入れようとするとたいていハマるので、拾える範囲で一番古いものが良い。cpanのサイトで一番古いのがperl-5.6.0.tar.gzだった。これを展開して

./Configure -de
make
make test
make install

make installのときに/usr/bin/perlを上書きするかと聞かれるのでnと答える。新しいperlは/usr/local/binにインストールされる。動かすperlスクリプトの最初の/usr/bin/perlを/usr/local/bin/perlに書き換えておけば、新しいperlで動く。しかし、perl5.6でもlogwatchは動かなかった。仕方ないので、perl5.10を入れた.しかしlogwatchは動かない.文字列を整形してメールで送るだけのプログラム(logwatch)のためにどんな高度なコードを使っているんだよ,もう.それならと,最新版のperl5.27.9を入れようとしたら.こいつはConfigureでコケる.なんてこった.その後,perl5.18のコンパイルは成功してlogwatchも無事動いた.良かった.

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linux
ラズパイ
2018-03-03

wanderlust使用ラズパイで復活

Debianのパッケージにwanderlustを発見して、記念にインストールしてみたが、普段使いにはThunderbirdを相変わらず使っていた。ところが、メールサーバーがラズパイに変わってから、wanderlustがメインのメールリーダーになった。

本当のところは、今まで通りThunderbirdを使いたかった。これまでThunderbirdでimapsを使って読んでいた。SSL接続で993ポートにアクセスするやつだ。CentOSではdovecotを何も考えずにインストールしたらこれで使えていたのだが、ラズパイのRaspbianにdovecotをインストールしてもimapsが有効にならない。何かいろいろ設定したり、他のパッケージをダウンロードしなくてはいけないみたいだ。それは時間があるときにすることにした。とりあえずメールは読みたい。メールはホームディレクトリのMaildirには届けられている。そこで、wanderlustを使うことにした。ラズパイにsshで入って、emacs -f wlで起動する。後の使い方は指が覚えてくれていた。これで十分に快適に使えるので、もうThunderbirdには戻らないかも。

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Debian
linux
Stretch
ラズパイ
2018-03-03

ラズパイSoftEther解決(ipv6無効)

ラズパイでSoftEtherのvpnbridgeを動かしても、ipv4接続ができない問題が解決した。そう、ipv4接続ができないのが答だったのだ。サーバー管理ツールでvpnbridgeに接続してIPアドレス一覧を見てみると全てのPCのIPアドレスが表示される(しかしipv6アドレスで)。そう、ラズパイはipv6でも動作しているので、ipv6の方を優先してしまっていたのだ。これまで使っていたマシンはipv6をなぜか無効化していたので、vpnbridgeはipv4で動作していた。ラズパイでもipv6を無効化すれば問題は解決する。/etc/sysctl.confに以下を追加。

net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1

suになって以下を実行

sysctl -p

この後、vpnbridgeを起動すれば、ipv4での動作となってipv4接続が可能になる。

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linux
2018-03-01

Intel SM35 Express ChipsetではUSBが動かない(linux)

HP slate2へDebian Stretchを入れようとして失敗したので,Ubuntu 16.04LTSで再挑戦した.結果は失敗.Debianのときと同じでUSBデバイスを認識しない.ネットで検索すると,同じ状況に陥った人を多数見つけた.誰も解決できていない.Intel Atom Z670用のチップセットIntel SM35 ExpressではUSBを認識させることができないというのが結論のようだ.もうレガシーなデバイスなので,新たにデバイスドライバーが書かれることもなさそうだ.残念な結果になった.

と思ったら、slackwareベースのPuppy LinuxでIntel SM35が認識されることを発見した。slacko-6.3.2-uefi.isoで起動したらUSBも認識して普通に使えた。問題は無線LANのAtherosチップのドライバがないこと。どっかから探して来なくては。

Puppy Linuxでもubuntuベースのもの(日本語版は全てそう)は動かない。同じ理由でdebianベースのKNOPPIXも動かない。

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