「FPGA」カテゴリーの記事一覧

2017-09-07

ARMの元は6502

ZYNQを使い始めた関係でARMを無視できなくなった.マイコンなんてどれも同じだろうと思っているが,ARMのなんたるかを知りたくてインターフェース誌のバックナンバーを読んだ.2012年2月号に分かりやすい記事が載っていた.ARMは6502に代わるプロセッサが欲しくて68000や80286を検討したが,それらが6502より遅いのに失望して,それじゃあ自分で作ってやろうと作った32ビットRISCプロセッサだった.検討を始めたのが1983年.ARM1が出来たのが1985年だ.私も6502/6800/6809/Z80から8086/80286へ移行するとき,このプロセッサ(8086/80286)は腐っている,こんなのは使えないと思ったクチだ.だけど68000は素晴らしいと思った.私と違ってARMを作った人は68000は遅くてダメだと思ったらしい.人の感じ方はいろいろだね.

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2017-09-01

ラズパイ2(3?)もらう

CQ出版社から小さな荷物が届いた。何かに当選したようだ。中身はラズベリーパイだった。ボードは2なんだがSOCを2836からラズパイ3と同じ2837に張り替えてあるカスタム品だ。これはうれしい。何か作って遊ぼう。

それとは別にZYNQ7000用のSDSoCのノードロックライセンスももらったんだよね。これも遊べるなあ。時間がいくらあっても足りない。

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2017-08-31

今さらSDSoC

15年くらい前は高位合成に興味があって高価なツールなんか使っていたんだが、自分でHDL書くのに遠く及ばないことが分かって、興味を失っていた。ところが、XilinxのTCが余っていたのでSDSoCのトレーニングを受けてきた。実はVivado HLSとSDSoCの違いすら分かっていなかったのだが、SDSoCの説明を受けてびっくり。SDSoCでは、高位合成で面倒だったI/O周りも自動で生成してくれるというじゃないか。これはすごい。私がこれまでイメージしていた高位合成はVivado HLSだった。IPはできるが接続は自分でやらなきゃダメというやつだ。HLSはVivadoのおまけで、SDSoCが別料金で売られているはずだよ。技術の進歩はすごいなあ。

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2017-08-10

googleのNNチップTPUは2006年から始まった

googleもニューラルネットには2012年以前から興味を持っていたようだ.先見の明だな.しかし,チップの開発が加速したのは2013年から.やっぱりヒントン教授の成果に後押しされたようだ.googleのチップはTPUという.最初に作られたTPUは推論しかできなかった.まあ,そうだよね.学習を低ビットでやるのは面倒な理論が要るからね.第二世代のTPUは学習もできるようになったとか.

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2017-08-08

PYNQ-Z1はACアダプタ付きを買うのが吉

PYNQ-Z1をUSB給電で動かそうとしたが,5V/2.1Aの500円ACアダプタでは動かなかった.電流計では0.6A流れたがボードは起動しなかった.たぶん電流不足.40ドル余計に出せば12V/3Aの専用ACアダプタと動作イメージが書き込まれたキングストンの8GB SDカードが付いてくる.40ドルをケチるのは良策ではない.

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2017-08-07

PYNQ-Z1のjupyter notebookは時計を合わせれば動く

PYNQ-Z1はpynqを1.4にアップデートしたら全て動くようになったのだが,今日電源を入れてみるとまたjupyter notebookが動かない.もしやと思い付き,時計を合わせたら動くようになった.jupyter notebookかpythonは時計が合ってないと変な動きをするみたいだ.なぜかはまだ分からないが.

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2017-08-04

PYNQ-Z1がアップデートできない

ホームの下のscripts/update_pynq.shを実行すると

A branch named ‘master’ already exists

というエラーになる.直すにはupdate_pynq.shを編集して

–track

が2箇所あるので削除すれば良い.

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