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deep learning
2017-12-02

ブルーマウンテン珈琲は遺伝的アルゴリズムで淹れる

私はブルーマウンテン珈琲が一番好きだ。何十年も前に喫茶店で初めて飲んだブルーマウンテン珈琲のおいしさに感動してからずっと好きだ。あの味を再現するために試行錯誤して淹れているのだが未だに満足できる味と香りにならない。珈琲淹れは難しい。パラメーターは以下の通り。

  • 珈琲豆 100g 500円から2500円までいろいろある。もちろんブレンドではなく100%ブルマン
  • 焙煎 変更したいが家に機材がないのでこれは豆屋さん任せ
  • 挽き方 ミルの粗さつまみが30段階くらい変えられる
  • 粉とお湯の割合 12gで180ccが基本だけど、粉の量を18gまで増やすことができる
  • 一度に入れる量 12g(一杯分)から36g(三杯分)
  • フィルター 紙フィルターが2種。ステンレスフィルターが1種
  • お湯の温度 85℃から90℃

これらのパラメータを総当たりで試すと

5×30×7×3×3×2=18900

1日4回飲むから4回試行できる。すると全部を試すのに

18900÷4=4725日=13年

かかる。ブルマン以外の豆も飲んでいるから実際はもっとかかる。これでは死ぬまでに求める味を見つけ出すのは絶望的だ。喫茶店のマスターは短期間に美味しい珈琲を淹れる技を身に着けているのだからすごい。まさに職人だ。素人の私が総当たりではなく最適解を見つけ出すためには遺伝的アルゴリズムを使うという手がある。これはディープラーニングのハイパーパラメータの最適化をするときに覚えた。これを使えば時間を短縮できる。なんとか生きている間に美味しいブルーマウンテン珈琲を飲みたい。

ただし、悲しい情報もある。今はもうブルーマウンテン珈琲をおいしく飲むことはできないかもしれないのだ。なんでも昔はブルーマウンテンの豆を洗うのにジャマイカのおばちゃんがおしゃべりしながらだらだら洗っていた。それが今は機械で洗っている。本当かどうかは分からないが機械で洗うとおいしくなくなるのだとか。それが本当だとしたら、昔の味を再現することはもうできないかもしれない。何でも機械化するのはよくないという良い例だ。あとは自然災害。2012年10月にジャマイカを襲ったハリケーン「サンディ」により、多くのコーヒーの木が倒れるなどの被害を受けた。2013年、コーヒーの葉の光合成機能を奪い2~3年で枯らしてしまう、強い伝染力をもつ「さび病」と、コーヒーの実に入り込んで卵を産みふ化した幼虫が種子を食べてしまうコーヒーベリーボーラーの病虫害の被害が発生した。ブルーマウンテンの木が減ってしまったのだ。その中から選別するおいしい豆の絶対量も減っている。ブルーマウンテンを取り巻く環境はとても厳しい。おいしいブルーマウンテン珈琲を飲める日が来るのだろうか。

 

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2017-07-09

夏はインスタントラーメン

昨日は熱中症になったので,予防と対処についての情報をインターネットで集めた.水だけ飲んではダメで,ポカリスエットや,水だけなら塩と砂糖を入れて飲むと良いとあった.昨日は水はそこそこ飲んでいたが,塩分が足りなかったようだ.私は高血圧ではないし,塩を摂っても血圧はあがらないタイプなので,塩分はガンガン摂った方が良いようだ.実は家にはインスタントラーメン(袋麺)が56食ある.ヒロセ通商がキャンペーンで送ってきたものだ.インスタントラーメンと言えば不健康食の代表だと思っていたので全く消費していなかったが,悪いのは糖質が多いことと塩分が多いことだ.糖質は事前に野菜を食べれば良いし,塩分は夏は摂りたい成分なので実は問題ない.そこで今日は食べることにした.

ほうれん草一把,ニンジン1本,もやし一袋でナムルを作った.切り干し大根で煮物を作った.長なす3本としょうがで酢の物を作った.ゆで卵も作った.ラーメンは塩ラーメンを説明書き通りに作った.先に野菜をたくさん食べてから,ゆで卵入りラーメンを食べた.久しぶりに食べるインスタントラーメンはおいしい.ナムルはスープに放り込むとさらにおいしい.これからは塩分不足だと思ったら,インスタントラーメンを消費することにしよう.なんたって,敵は54食(今日2食片づけた)いるのだ.食べ切るのは大変だ.

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2017-07-09

てんぷら粉でスコーンを作る

てんぷら粉をよくもらうのだが,家では廃油の処理が面倒なので(エンジンオイルだったらガソリンスタンドで引き取ってもらえるのに),てんぷらはしない.そこでてんぷら粉でスコーンを作ることにした.

  • てんぷら粉 150g
  • 砂糖 40g
  • 干しフルーツ 適量
  • 水 60g

混ぜて適当な塊に分ける.190度に予熱したオーブンで15分焼くと出来上がり.生焼けの部分があったら,追加で焼く.作ってみればわかるが,焼きたてはめちゃくちゃおいしい.表参道のARIさんのスコーンよりおいしいくらいだ.

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2017-05-21

あさりの中のカニを食べるのは危険

あさりを食べていたら中に小さなカニが居た。妻はよけて食べなかった。妻が「あさりがカニを食べたのか。カニがあさりを食べていたのか」と質問したので、ネットで調べた。答は、単にカニがあさりの殻の中に居るだけで、お互いに害を与えてはいなかった。カニにとってはあさりの殻は外敵から身を守るのに良いのだろう。あさりにとってはただのお客さんだ。それよりも重要な事実を知った。あさりの中のカニには寄生虫がいることがあって、それを食べると食中毒になり、救急車で運ばれることになるそうだ。あさりの中のカニは食べてはいけない。

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2017-05-20

築地仲卸亀吉商店

ケーブルテレビを見ていたら、築地市場のドキュメンタリーがやっていた。その中で紹介されていたのが、亀吉商店。調理教室やレシピを紹介している。良いサイトを見つけた。肉も好きだけど、魚が一番好きな私にはうれしいサイトだ。

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2017-05-20

あさりと茄子の酒蒸し

あさりと茄子を買ったので酒蒸しを作って食べた。以前はあさりだけの酒蒸しをよく食べていたが、クックパッドで茄子をいれるとよいとあったので試してみた。あさりからでるだしを茄子が吸ってさらにおいしくなる。これからは酒蒸しには茄子だな。ごちそうさまでした。

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2017-04-21

かつおのたたきってどういう意味だ?

昨日「鯵のたたきごまだれかけ」という料理を食べた.ごまだれと鯵が良く合っておいしかった.たたきと言えばかつおのたたきをよく食べる.今回の鯵のたたきと同じ「たたき」という言葉を使っているが,調理法が違うように感じた.確かかつおのたたきは火で炙ってから冷水にくぐらせたものだ.今回の鯵のたたきは単に刺身を細かく刻んだだけに見えた.熱を加えた風には見えなかった.そこでネット検索だ.答はここにあった.以下はそこからの抜粋だ.

  • たたきは、アジやイワシなどの青魚を美味しく食べるための調理法。
    新鮮な魚に、刻んだネギ・ショウガ・大葉・ニンニクや味噌などを乗せ、包丁で叩くように細かく切ることから「たたき(叩き)」という。
  • これとは別に、牛肉のたたきや鰹のたたきのように、火で炙るタタキもある。
    鰹のたたきは、おろした皮付のカツオを金串に刺して表面を強火で炙り、手早く氷水にくぐらせてから刺身に切ったもの。名前の由来は、氷水で冷やす代わりに包丁の腹で叩いて身を締めていたことからや、薬味をまぶして包丁で叩いたことからなど諸説ある。
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