「linux」タグの記事一覧
ラズパイZERO WのBluetoothがWindowsより使いやすい
ラズパイZERO WのBluetoothが使いやすい。Raspbianをインストールした直後から使える。BluetoothマークのメニューバーアイコンをマウスでクリックするだけでBluetoothキーボードとペアリングできた。WindowsだとBluetoothのドライバをインストールしたり、専用アプリでペアリングしたりで面倒だった。最近のWindows10だともっと楽になっているかもしれないが。
ラズパイZERO Wをサーバーにすると配線がシンプルに
ラズパイZERO WをThinkpadの代わりにサーバーにする計画は着々と進んでいるが、ラズパイZERO Wは消費電力が少ないだけでなく、配線がすごくシンプルになることが分かった(って、買う前から分かっていたはずだが)。ACアダプターから短いUSBケーブルで電力を供給するだけ。後は何の配線も要らない。フリスクの箱くらいの筐体をUSBケーブルの先につなげるだけ。置き場所も自由に選べる。すごく便利だ。
あと、コストも安い。ラズパイZERO W本体が1300円。いくつでも買えるラズパイZERO WHだと1800円。SandiskのA1仕様16GB マイクロSDメモリカードが800円。電力を供給するUSBケーブルが162円(スイッチサイエンス)。ACアダプタがAnker PowerPort 6 Liteだとアマゾンで2099円。この6ポートのACアダプタから4台のラズパイへ電力を供給しているので、ラズパイ1台当たりは2099/4=525円。公式ケースが648円。高い方のZERO WHで計算しても合計で1800+800+162+525+648=3935円。4千円弱でサーバーが1台手に入るのだ。これは安いよ。
ラズパイはデフォルトでrc.localが生きていた
ラズパイをいじっていて気付いたのだけど、ラズパイはデフォルトで/etc/rc.localが生きていた。raspbianの元であるDebian Stretchでは、インストールしないと/etc/rc.localは動かない。ラズパイは組み込みなどに使う人が多いのを考慮してrc.localを生かしているのだ。
systemctl status rc-local
とやると、/etc/rc.localが生きているかどうか分かる。コマンドのrc-localは誤記ではない。サービス名はrc-localなのだ。
Debian Stretchで自動ログイン
タブレットはキーボードが付いてないので,起動時にログインしろと言われるとちょっと困る.そこで自動ログイン.ウインドウマネージャーによっていろいろ違うらしいが,私のlxdeの場合は
/etc/lightdm/lightdm.conf
を編集して以下の2行を追加
autologin-user=ログインしたいユーザ名
autologin-user-timeout=0
追加する場所はどこでも良い訳じゃあなかった.[Seat:*]と書かれた行の後に追加しないと正しく動かない
HP slate2にlinuxをインストールできなかった
ONKYO TW217A5にDebian Stretchが簡単に入ったので,次はHP slate2だと気楽に考えて始めた.BIOSメニューに入るとUSBにつなげたCDドライブやUSBメモリからもブートできるようになっていた.ただし,SDメモリからのブートはサポートされていなかった.この辺りはTW217A5の方が優れていた.CDドライブからブートするように設定して再起動するとDebianのインストーラが普通に起動したのだが...なんとHP slate2ではUSBにつなげたキーボードやマウスやCDドライブが認識されないのだ.BIOSメニューでUSB Legacyの項をいじってみたが変わらず.タッチパッドでの操作もできないし,側面の押しボタンも無反応.これでは先に進めない.2時間ほど格闘したが解決せず,結局linuxのインストールをあきらめたのだった.HP slate2はWindows10で使うしかないみたい.Windows10だとすんごく遅いんだけど.
ああっと,USBメモリからはブートできるのだから,USBメモリスティックにブータブルなlinuxを入れてそこからブートすればlinuxで使えるなあ.今度試してみよう.
ラズパイゼロWをNOOBS2.4.5で初期設定
ラズパイゼロWが届いたので,最新のNOOBS2.4.5を入れて固定IPにしてサーバーとして使えるようにした.NOOBS2.4.5はDebian Stretchになっていた.デスクトップ機と同じなのでわかりやすかった.
1.インストールのときにWiFiに接続できる.NOOBSを入れたSDメモリーカードで起動した直後にWiFiに接続できる.ここで設定したSSIDはインストール後の環境に引き継がれる.ただし,インストール時は無線LANが日本仕様になっていないので,WiFiのチャンネルは11ch以下でないといけない.あとで日本に設定すれば13chまで使えるようになる.
2.インストールのときに言語設定ができる.日本語に設定しておくと日本語環境になる.漢字フォントを後でインストールする必要はもうない.
3.ユーザpiのパスワードはraspberryだけど変えておく.rootのパスワードは未設定なので設定しておく.
4.sshを生かすには/bootディレクトリにsshファイルを作る方法もこれまで通り使えるが,そんなことをしなくてもGUIの設定メニューでONにできる.ついでにvncserverもONにできる.
5.固定IPにするには/etc/dhcpcd.confファイルの最後にサンプルがコメントとして書き込まれているので,コメントを外し,自分のネットに合わせて書き換えるだけ.このときeth0をwlan0に変えるのを忘れずに.ラズパイゼロWはWiFi接続なのでeth0ではなくwlan0なのだ.
ここまでやれば後はsshやvncで入れば好き勝手にサーバーを構築できる.
Pound-1.0にはバグがあったみたい
Pound-1.0のpound.cfgファイルをいろいろいじってみたが状況は改善せず、301転送を続ける。諦めてPound-2.0をインストールしたら301転送をしなくなった。やれやれ。Poundの最新版は2.7だが、これはRedhat6.2ではコンパイルできなかった。2で一番古い2.0はコンパイルできた。相変わらずconfigureのSSL_CTX_newの項でエラーになるので、そこをコメントアウトする。そしてMakefileのLIBに-lzを追加するとコンパイルが正しく終わる。Poundの1と2ではpound.cfgファイルの文法が違うので、それを直して動かした。
Poundは正しく動くようになったが、Pound-1.0で301リダイレクトになってしまったwebサイトはどうもどこかに覚えられてしまったようで、アクセス不能になってしまった。ブラウザのキャッシュはクリアしているし、新しいマシンのブラウザでアクセスしても301の先に飛ばされる。ん?もしかしてapacheが301を覚えたのかな?ちょっと調べてみよう。
apacheのキャッシュは使われていなかった。キャッシュディレクトリには何もなかった。しかし、どうにもapacheが怪しい。そこで、えいやっとapacheを削除して再インストールしてみた。すると301を忘れてくれた。やはりapacheが301を覚えていたのだ。