自動包餡機105型
日本機械学会誌の今月号に自動包餡機105型の記事が載っていた.この機械に限らず,食品を加工する機械を作る人ってすごいと思う.CATVのThe makingという番組でも色々な加工機械が紹介されるが,番組を見る度に「作った人って天才」と思う.人間でも職人として訓練しないとできない食品の加工を機械が高速に自動的に行うのを見ると,ため息しかでない.そして,この機械を作った人はずっとこの機械を作り続けているのではなく,今は別の仕事で別の機械を設計しているのだ.芸術家と呼んだ方が良いかもしれない.尊敬してしまう.
言葉にできるは武器になる
梅田悟司著.ブックレビューで褒めていたので読んでみた.読んだ感想は,私には余計なお世話の本だった.もし,この本を読んでなるほどという人が多いのならば,この世は愚衆ばかりということになる.そうでないことを祈る.
私の近くに居る人は大体高学歴で立派な肩書きを持っている人が多いが,愚民ばかりである(例外は極まれにいるが).そいつらに真理を説いても伝わらないのは当たり前で,それは私が口べただからじゃない.愚民は愚劣な考えしかできないからだ.当たり前である.
愚民に伝わるようなコピー(言葉)を考えるのは,私に取っては時間の無駄なのでしない.先の本の梅田氏はコピーライターなのでコピーを一生懸命考えているようだが,それは自分を愚民レベルに貶めることに繋がる.危険だ.分かっているのかねえ.たぶん分かってないんだろうな.だからあんな本を書いたのだ.面倒な本など書かず,狼は生きろ,豚は死ねと言うだけで十分だ.
ジムの流動性を高める
過疎ジムが長いこと同一ポケモン10体によるレベル10状態が続いている.初心者ではレベル10のタワーは敷居が高すぎて挑戦する気にならないと思う.これは良くない.人通りの多いところのジムは高くなってもレベル4で,すぐにポケモンが入れ替わる.その方がたくさんの人が楽しめる.ポケモンの流動性は相場での流動性と同じく重要だ.
そんな訳で,げんきのかけらを十分に貯めて,レベル10のジムを解体に行った.スマホを叩くこと40分.無事にレベル1まで低くすることが出来た.げんきのかけらは半分も使わずに済んだ.明日からもジムのチェックをして,高くなっていたら低くしよう.
イエローマウンテン珈琲
ブラジル産のイエローマウンテンという珈琲豆を買った。焙煎は中くらい。淹れて飲んでみると、なかなかおいしい。酸味は少ない。苦みは全然ない。ブラックでもどんどん飲める。これはリピートだなと思った。ただし、珈琲豆を入れる冷凍室が満杯なので、冷凍室の中身を食べてからだ。
レンチンで食べられる小龍包
今日から冷凍庫の中の中華を消費する作業にかかった。今日は小龍包。袋のままレンジで2分30秒チンするだけで良い。1月に台湾の鼎泰豐で食べた小龍包には到底及ばない。皮が厚くて粉っぽい。中の餡と肉汁はまあまあ。レンチンだけでできるものならこんなものか。カップめんを食べるよりは良いかな。小龍包を2人前12個食べて、冷凍室が少し空いた。昨日追い出された珈琲豆一袋が冷凍庫に戻った。明日は肉まんと餃子を少しでも減らしたい。
冷凍ギョウザ300個でひどく叱られる
FXはヒロセ通商を使っている。毎月のキャンペーンでいろいろくれるものだから、それも目当てで取引している。2月のキャンペーンでは豚まん・小龍包・焼きおにぎり・餃子だった。それが今日届いた。冷凍便で大きな段ボール箱に入っていた。餃子は300個入っていた。豚まんや小龍包や焼きおにぎりもいっぱい入っていた。冷蔵庫の冷凍室に入らない。近所に餃子100個と小龍包と焼きおにぎりを配ってきたが、まだ入らない。冷凍室に入っていた珈琲豆やらバナナの冷凍やらアイスクリームやらを出して、やっと収まった。それで妻が激怒している。「考えなしにキャンペーンに応募するな」ということだ。実家の両親にとりなしてもらおうとしたが、妻の怒りは収まらない。口もきいてくれない。失敗したなあ。減量というメニューもあったのに、フルにもらってしまった私が悪い。実家の両親は「次にキャンペーンに応募するときは、送り先を実家にせよ」とのアドバイスをもらった。実家なら近所に配り歩けばなんとかなるそうな。そうしようと思ったが、3月のキャンペーンは既に送り先を自宅にして申し込んでいる。3月はあんまり取引しないようにすれば、送られてくる量が減るので大丈夫だと思うが...4月からは送り先を実家にしよう。すみませんでした。
追記
冷凍室にしまって1時間以上経つが、まだ妻は怒っている。性格の良い妻があれだけ怒るのだから、よほど腹が立ったのだろう。食べ物を大事にする人なので、捨てるなんてもっての他なのだ。捨てれば良いというのではない。考えなしに全量もらった私が悪い。
エンジニアの営業マン化による技術力低下
新幹線車両を作っている日本車輌製造が大赤字だ.この会社のことは何も知らなかったのだが,なぜこんなことになったのかは想像がつく.そして,この会社以外でも例えばシャープやNECなんかも,同じ轍を踏むような気がして仕方がない.その理由は,21世紀になって日本企業を蝕んでいる「営業至上主義」だ.コツコツ技術を磨いている社員ではなく,技術はなくともお客を取ってくる社員を優遇する.技術の会社なのに,営業成績だけで出世が決まる.その結果,上に立つ者が技術の基本的なことを理解していないことになる.そうすると,日本車輌製造のようになるのだ.
シャープは研究開発本部を研究開発事業本部とした.これはシャープに負の効果をもたらすだろう.技術会社で開発を志す者はみな,本田宗一郎のようになろうとしなくてはならない.それはとても困難な道だが,困難だからと言って目標を変えると,技術力は急低下する.技術会社のトップはもちろん本田宗一郎のようでなくてはならない.技術の分からない者が指揮をすると,その会社を誤った方向へ導く.
私はあちこちの会社で,技術の分からない連中が権力を持ち,それ故に事業に失敗した例をいくつも見てきた.日本でこれからそんな話が増えていくだろうと思うと気が重い.企業側から改革することはたぶんできないだろうと思う.大学側からでないと改革できないだろう.なぜなら,これは人をどう育てるかという話だから.