ミノフスキー・イヨネスコ型核融合炉
オタク雑誌に載っていたのではない.今月号の日本機械学会誌に載っていた.著者は京都大学の先生.核融合炉を研究しているのだそうだ.木星輸送船団についても記載があった.先月はスバル360を機械遺産に認定していたし,なかなかやるな機械学会.
qmailのメールサーバー復活
メールサーバーの調子が悪かったんだが、直った。qmailの設定ファイルが間違っていたのではなかった。Thunderbirdの送信メールサーバー設定のIPアドレスが間違っていただけだった。なんてこったい。サーバーは何も悪くなく、きちんと587番ポートのプロバイダーのメールサーバーに認証付きでメールを送ってくれている。こいつはPentium 120MHzで、OSはRedhat6.2、kernelは2.2.14だ。
昔は設定をサボって、どこからのメールも転送するようになっていたことがあった。そのときは、悪党のスパムメールの踏み台にされてしまった。一日に数万通のスパムメールを送信してしまった。3日後にそれを発見したときはさすがに反省して、作法通りtcpserverを使って踏み台にならないように設定しなおした。
相変わらずISEを使っている私
XilinxのVivadoの素晴らしさに触れて感化されたはずだったが,手元にあるのはSPARTAN-6とVirtex-6のボードばかり.結局ISEを使ってしまう.Artix-7の設計で,ボタンとLEDとUARTだけだったが,綺麗にLEDが光る回路を実習したので,それをSPARTAN-6のボードに移植してみた.LEDのON/OFFが逆極性なのと制約のOFFSET INPUT/OUTPUTの指定幅が逆なの以外はそのまま動いた.まだまだISEから卒業できそうにないなあ.
ロケットササキ
佐々木正氏の伝記を読んだ.スティーブジョブズも,孫正義も,江崎玲於奈もこの人の世話になっていた.すごい人だ.すご過ぎて,こんな人になりたいと思う気持ちが湧いてこない.いつもだったら,立派な人の伝記を読むと「自分も」と思うのだが,この人はあまりにぶっとんでいる.スーパーマンだ.1915年生まれでまだ存命の方だ.100歳過ぎてるってのもすごい.レジェンドだ.
本の中で「協創」ってキーワードが心に残った.私に足りていない点だ.もっと謙虚になろうと思ったよ.分からないことは人に聞いたり,頼んだりした方がいいんだ.
初めてXilinx 7シリーズを使う
特に困ってなかったので,Virtex-6とSpartan-6を使い続けて来たが,タダでArtix-7の評価ボードをもらえたので,初めて7シリーズの設計を行ってみた.7シリーズはISEではなくVivadoだ.Vivadoも初めてだ.概ねISEの知識で使えるのだが,制約ファイルがucfからxdcに変わっていたのはびっくりした.業界標準のsdcに合わせたとのことだ.VivadoはISEより使いやすい.ISEはISEだけでなく,PlanAheadとかXPSとか色々なツールの集合体で,それぞれのツールの使い勝手が微妙に違って使いづらかったが,Vivadoではそんなこともなくなった.統一インターフェースで使いやすい.動作速度も速いみたいだ.これはデバイスを7シリーズに移行した方がよさそうだ.7シリーズだとARMコア内蔵のものもあるし,色々作りやすいんじゃないかと思う.