「linux」カテゴリーの記事一覧

2018-01-03

Pentium3/Mではgdm3とsddmは動かない

Pentium3のThinkpad R31とPentium MのMecoloにDebian Stretchをインストールして快適に使っているのだが、ディスプレイマネージャーに制限がある。gdm3とsddmを選択すると動かない。lightdmを選ぶ必要がある。

デスクトップ環境、いわゆるウインドウマネージャーも制限があって、Gnomeとgnome由来のCinnamonは動かない。今はMATEで使っている。lxdeでも良いのだが、あれは必要なメニューが足りないのでいまいち。

それにしてもPentium Mで動かないなんてどんな命令を使っているのだろう。Pentium MはSSE2を持っているのだが、それより後の命令?

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2018-01-03

ロシアからの通信を遮断する

中国と朝鮮からの通信を遮断するフィルターテンプレートはネットのあちこちにアップされているが、ロシアからの通信を遮断するフィルターは見つけられなかった。しかたないので、自分で作ることにした。ログには毎日ロシアからの悪意のアクセスが記録されている。そこからIPを抜き出していけばよい。ただし、IPは毎日変わる。プロキシサイトを使っているのかもしれない。毎日少しずつ書き足していこう。

#/bin/bash
iptables -I INPUT 1 -s 109.227.68.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 46.164.131.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 176.67.17.0/24 -j DROP
iptables -I INPUT 1 -s 91.244.55.0/24 -j DROP
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2018-01-02

プロサイド社Mecolo debian 9で修理

プロサイド社のMecoloシリーズはデスクトップでありながら、Pentium Mを搭載した珍しいPCだ。当時、他社はPentium 4を搭載した高消費電力のPCばかり製造販売していた。Pentium MはTDPがわずか21Wしかないので、高性能低消費電力マシンとしてずっと愛用していた。フロッピーディスクがついていたり、1000Base-Tが2系統ついていたり、IDEとは別にRAIDが組めるSATAがついていたり、かなり高機能だった。そのマシンにはWindows7を入れていたのだが、昨年末丸1日かかってwindows updateをしたら起動しなくなった。またかい。最近では怒る気も失せた。マイクロソフトのソフトウェアはその辺の中学生が遊びで作っているものだと思うことにしている。信頼性など期待していない。

そこで、ここはひとつOSを入れ替えることにした。新OSは、この間Penitum 3機に入れて具合がよかったdebian 9 (Stretch)だ。Windows7を入れたときはSATAのチップを認識しなくて苦労したのだが、debianのインストーラーはすべてのデバイスをあっさり認識して何もじたばたすることなくインストールできた。最近のCPUはKaby Lakeの一番TDPの小さいものでも35W。21WのPentium Mは貴重だ。これからもずっと使うと思う。

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2018-01-01

apacheでひとつのファイルだけcgi実行権限をつけたい

cgiファイルをひとつだけ実行できるようにしたい。httpd.confをいじればできるのかと思ったが、どうもディレクトリ単位でしか指定できないようだ。しかたないのでディレクトリをひとつ掘って、そこに実行したいファイルを入れた。

<Directory "/usr/local/apache/html/hogehoge">
    Options +ExecCGI
</Directory>

これだけで動くのかと思ったら、そうではなくて実行したいファイルの拡張子を登録しないといけなかった。

 AddHandler cgi-script .cgi

これで望むことができた。

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2017-12-30

ntpデーモンでは時計を合わせ切れない

ntp-4.1.1は無事にコンパイルとインストールが済んで、デーモンとして動かしたのだが、時計は遅れるままだ。logを見ると最初は合わせるのだが、次にデーモンが起動するまでにずれてしまう。デーモンの活性化頻度を上げたいのだが、どうも自動調整みたいでそのような指定はできないようだ。しかたないのでデーモンを止めて、ntpdateをcrontabで動かすことにした。/etc/cron.hourlyの下にntpdateというファイルを作って

#!/bin/bash
/usr/local/bin/ntpdate 210.173.160.87
/sbin/clock -w

とした。これでもcrotabが走る直前には1分以上遅れる。cron.quarterlyというのを作って15分おきに起動させるというのも考えたが、そこまで神経質になることもないかと思い、しなかった。

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2017-12-29

ntp-4.2.8p10のコンパイルに失敗

Hinote Ultra II CTS5120の時計が1日に20分以上遅れる。これはサーバーとして使い物にならない。以前は時計は正確だったのだが、ACアダプターの出力電圧が1割ほど上がったのが原因だろうか。これは合わせないといけないのでntpをインストールしようとした。ntpなんて簡単なプログラムは一瞬でインストールが終わると思っていた。ところが、やけに容量が大きいソースを展開してconfigureをかけると30分経っても終わらない。1時間以上かかってやっと終わって、makeをかけると途中でエラーで止まる。ntpくらいでなんで?と思ったが、ちょっと考えて理由が分かった。このntpプログラムはパブリック空間に立てるntpサーバー用なのだ。何千何万というPCから時計合わせの要求が来るし、悪者はクラックしようとアクセスしてくるかもしれない。それらに耐えるサーバープログラムなのだから、大きくて複雑なのは当然だ。でも、私が欲しいのはntpクライアントだけなのだ。そこでntpのサイトからダウンロードできる中で一番古いntp-4.1.1を拾ってきた。configureは全てのオプションをdisableした

./configure –disable-FEATURE –without-PACKAGE

で実行した。今度はすぐ終わった。makeを走らせたら今度はどんどん進んでいる。これならうまく行きそうだ。

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2017-12-29

debianのインストールCDにsetup.exeが

Thinkpad R31にdebian stretchをインストールしようとdebianのサイトから最新版(20171205)のネットワークインストールCDをダウンロードした。CDに焼いてThinkpadに差し込んでブートするが起動しない。BIOSの設定を確かめたが異常なし。10回試行しても起動しない。ああ、ついにThinkpadのCD-ROMドライブが壊れたか。悲しくなったが、念のため他のOSのインストールCDを差し込んで起動してみた。一発で起動した。あれ?これはdebianのインストールCDを焼くときに失敗したのか。そう言えば650MBの古いメディアだった。メディアがダメになっていたのか。そこでdebianのCDを他のマシンにマウントして中を覗いてみた。そして呆然とした。CDの中身はインストールファイルの他にはsetup.exeとautorun.infだった。な、なんじゃこりゃー。windows用のインストールCDになっている。確かにdebianのトップページからたどって行ってダウンロードしたと記憶している。i386用イメージはこれしかなかった。なぜwindows用なんだ。最近はこれが作法なのか。

気を取り直して再びdebianのページに行き、今度はひとつ古いバージョンをダウンロードした。それをCDに焼いてThinkpadに差し込んで起動すると、今度は普通に起動した。いや、びっくりしたなあもう。いったいあれは何だったんだ。

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