「linux」カテゴリーの記事一覧
RAW現像はshotwellでできた
これまでカメラで撮影したRAWデータの現像はニコンのCapture NX-Dで行っていた。このソフトはWindows用とMac用しかない。linuxでの現像はどうなるのだろうと、とりあえずカメラをPCに接続してみた。するとshotwellというソフトが起動した。見た目はニコンのView NXとほぼ同じ。カメラからコピーする先のディレクトリもView NXと同じで分かりやすい。コピーしたNEFファイル(RAWデータ)はshotwellで現像できる。現像はshotwell自体が行う方法と、カメラに任せる方法が選べる。両方試してみたがカメラに任せた方が良い結果が得られた。画像の切り取りや拡大縮小はshotwellではできなくて、これは現像した後にgimpで処理する。この辺りはCapture NX-Dの方が優れていた。gimpで書き出した写真が下。
linuxでvpnclientを動かすときはdhclientを手打ちしないといけなかった
登大遊氏が作ったSoftEtherにはかれこれ15年ほど世話になっている。15年間vpnserverとvpnbridgeをlinuxで、vpnclientをWindowsで動かしていた。それで特に問題はなかったし、特に何も考えずにインストールしたらそのまま動いていた。昨日、Windows使用を卒業したので、vpnclientをlinuxマシン(Debian Stretch)で動かすことにした。コンパイルして設定して実行してvpnserverに接続するまでは簡単だった。ところが、ifconfigで見るとipv6のアドレスはもらっているのだが、ipv4のアドレスをもらってない。あれ?おかしいな。vpncmdコマンドでvpnclientの設定をいろいろ見てみたが、ipv4とかipv6に関する設定はない。あれー。これではipv4のアドレスしか持ってないマシンに接続できない。困ったなと思ってネットをさまよったら、なんとdhclientを手打ちしないといけないことが分かった。仮想NICの名前がvpn_hogeとすると、
dhclient vpn_hoge
でipv4のアドレスが割り振られる。このままだとデフォルトゲートウェイまでDHCPサーバーからもらってきて設定してしまい、デフォルトゲートウェイがふたつになってしまうので、
route del default gw xx.xx.xx.xx
で要らないデフォルトゲートウェイを消す。おまけに/etc/resolv.confまで書き換えてくれるので、これを元に戻す。
vpnclientの接続を切るときは特に何もしなくて良い。
リチャード・ストールマンに感謝
Debian StretchにOperaブラウザをインストールしたらあっさり動いた。OperaはDebianでもきちんと動くようにサポートしてくれている。こんなことをしても全然お金にはならないはずなのになぜ?GNUから始まったフリーソフトウェアの文化はすごいよ。私はハードウェア技術者だが、ハードウェアはタダで配るという概念・理念はない。こればっかりはソフトウェアにかなわない。すなおに脱帽するしかない。
それに比べて、バグだらけのソフトを高い値段をつけて売っているマイクロソフトってなんなのよと思う。
祝!Windows卒業(ほぼ)
Pentium M 1.8GHz機にDebian Stretchをインストールして使っているが、Core i7 3GHzのWindows10機よりサクサク動く。Ubuntuはこんなに軽くなかったので、これにはびっくり。メモリは2GBも積んでいるが使用量が500MBを超えることはない。スワップを使うこともない。ブラウザにChromiumを使えるのでこれまで構築してきたgoogleの環境がそのまま使える。株の取引はWindowsでないと無理だと勝手に思っていたが、私のメイン証券会社はChromiumを使えば取引できるとわかった。FXはさすがに無理だろうと思ったら、HTML5対応の取引環境がある会社なら問題なくできることが判明した。商品先物取引だけはChromiumでもFirefoxでもログインできなかったが、iPhoneのアプリでできるのでこれはiPhoneにまかせた。研究は全部linux環境でやっていたので、これでもうWindowsを使う理由が(ほぼ)なくなった。ほぼと言うのは、SONY nasneの録画を見るときにWindowsがまだ必要だからだ。ということで、SONY VAIOとApple Macintosh以外のPCは全部linuxを上書きインストールすることにした。もう、Windows updateでPCが起動不能になることもなければ、訳のわからないプロセスが延々ディスクアクセスを続けることもない。2018年は幸せに過ごせそうだ。これはたぶん、壊れたlibretto20とHinote Ultraを復活させたので、PCの神様がご褒美をくれたのだろうと思う。そのlibretto20は全力でCPUを使って仕事(proxy server, web server, mail server)をしてくれている。本当に(どういう状態だ?)壊れるまで使うよ。あ、あとATOKが使えないのがちょっと残念。古いlinuxだとATOK for linuxがあったのだけど。
ロシアからの攻撃遮断成功
ロシアからのwebサーバー攻撃のログが毎日すごい量になるので嫌になっていたが、特定IPアドレスをはじく方法であっさり遮断できた。ログがきれいになった。はじくべきIPアドレスは4サブネットで十分だった。
iptables -I INPUT 1 -s 109.227.68.0/24 -j DROP iptables -I INPUT 1 -s 46.164.131.0/24 -j DROP iptables -I INPUT 1 -s 176.67.17.0/24 -j DROP iptables -I INPUT 1 -s 91.244.55.0/24 -j DROP
なぜか中国からの攻撃はない。
sedはバージョン4じゃないと書き戻せない
ファイルの中身をsedで書き換えようとしたら文法エラーでできなかった.
grep -l hoge * | xargs sed -i -e 's/hoge/uhyo/g'
エラーになったsedはバージョン3.02,エラー無しに動くsedはバージョン4.1.5だった.-i引数で書き戻せるようになったのはバージョン4からみたい.
近頃のvncserverには-localhost引数が必要
debian stretchにvnc4serverをインストールして起動した.他のマシンから入ろうとすると蹴られる.あれ?ファイアーウォールを開けなくては行けないのかなと思い,iptablesを見てみたが開いている.どうにもこうにも蹴られる理由が分からなくてネットをさまよったら答を見つけた.vncserverを起動するとき
-localhost no
という引数を指定しないと他のマシンから入れないように変わったみたい.