月: 2018年2月
新e-tax確定申告でどの帳簿を選ぶか
今年新しくなったe-taxソフトでたぶん誰もが困惑するのが、帳簿選択だろうと思う。新規申告書を作成して所得税を選んだ後、帳簿を選べとずらっと帳簿の種類が表示される。税理士ではないのだから、そんなの覚えている訳ないだろう、自動で適当に選んでくれよと思う。ヘルプを見ても、参考になる情報は載っていない。なんて不親切なんだ。申告表AとかBとか書いてあるけど、どっちだったかなんて覚えてないし、そんなこと覚える脳のエリアがあったら、もっと大事な覚えることがいっぱいある。
と、しばらく不満を言った後、良いことを思いついた。去年の申告表のコピーがあったのだ。パソコンの中をあさったら、PDFファイルが出てきた。これと同じものを作れば良いのだ。去年私が提出したのは、
- 申告書B第一表
- 申告書B第二表
- 申告書第三表(分離課税用)
- 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
- 医療費の明細書
- 寄付した団体等から交付を受けた寄付金の受領証等(提出省略)
だった。これらの中身がなんなのかはよくわからんし、理解する気もないが、とりあえずこいつらを出しておけば良いだろう。
税理士って、こんなのを覚えているんだよね。かわいそうに。そんな小学生でもできることを仕事にしていると、やがてAIに仕事をとられてしまうだろうに。もっとまともな仕事についていれば良かったと将来後悔するぞ。しかし、奴らは役人どもと癒着しているから、変な理屈をこねて、しぶとく生き残るかもしれない。
ラズパイサーバー飽きてしまった
ラズパイZERO Wでサーバーを立てるのは、最初は楽しかったが、もう飽きてしまった。Debian Stretchをサーバーにするのは初めてだったので、新しいsystemdなんか知らないことだらけで調べるのは面白かったが、今はそうでもない。サーバーなんだから黙って正しく動いていればいいか。先代のThinkpadはCentOS5.11だったからか、インストールした最初っから設定は終わっていて、何もしなくても動いていた。ログインするのは週に1回あるかないか。それでいて何のトラブルもなく動いていたのだから、さすがCentOSだ。チャラいイメージのUbuntuとは違って質実剛健な感じのDebianだから(あくまで私感)、ラズパイサーバーも黙ってしっかり動いてくれるのを期待している。
Thinkpad T41静かに引退
ラズパイへの引っ越しが終わり、動作も確認できたのでThinkpad T41をシャットダウンした。2016年11月からサーバー運用を始めたので、動いていたのは1年3ヶ月という短い間だった。ラズパイからWOLで電源ONできるようにして、必要があればリモートから電源ONして使えるようにした。これでサーバーの消費電力がThinkpad T41の50Wから、ラズパイZERO W 3台の3Wに削減できた。1年間の電気代が2万円くらい節約できることになる。
ラズパイはDSA鍵が使えない
ラズパイにsshで入ろうとして、公開鍵を登録したが入れない。変だなと思って調べたら、DSA鍵が使えなくなっていた。ssh-keygenで作れるDSA鍵は1024bitまでなのでセキュリティに不安があるというのが理由だった。sshd_configに
HostKeyAlgorithms +ssh-dss
を加えればとりあえずは使えるようになるという記述もネットにはあったが、私の環境ではダメだった。しかなたいのでRSA鍵を登録したのだった。私のDSA鍵とRSA鍵に関する勘違いは後述。
実は私はDSA鍵は楕円暗号だからRSA鍵(素因数分解暗号)より短いビット数でも強力だと思っていた。これは勘違いで、いわゆるDSA鍵はElGamal暗号(離散対数暗号)だった。楕円暗号のDSA鍵は「楕円曲線DSA」と呼ばれるものだった。
SQLインジェクション攻撃
logwatchから送られてきた報告を見ていたら、UNION SELECT CHARという文字列が延々と続いていた。SQL文のようだが、これは何だろう?調べたらSQLインジェクション攻撃というものだった。攻撃が成功すると記事を削除したり、メールアドレスを盗んだりできるようだ。ただ、攻撃対象のサーバーにはDBは無いんだけど。まったくバカのやることは分からん。
ラズパイでSoftEther
Thinkpadで最後まで動いていたのがSoftEther。今日ラズパイに移行した。ARM用のSoftEtherがあるのか心配だったが、ちゃんとあった。ARM用は2種類あって、ARM EABIとARM legacy ABIがある。ラズパイはEABIの方だ。ダウンロードしたtar.gzファイルを展開したら、makeするだけ。できあがったvpnbridgeを
vpnbridge start
で起動する。設定はvpncmdでできるのだが、コマンドがすごく面倒なので、これだけはWindows用のサーバー管理ツールを使う方がGUIで設定できて良い。logファイルはvpncmdの一つ下のディレクトリ群に書き込まれるので、それらをRAMディスクにしておくとSDメモリカードの寿命が延びる。
いつのまにかlogwatch
先代のサーバーのThinkpad T41に、毎朝logのまとめがメールで届いていた。poundの見にくいlogも整形して届けてくれた。なぜこんな便利な機能があるのか分からなかったが、ありがたく使っていた。今はThinkpad T41に代わり、ラズパイでwebサーバーやpoundを走らせているが、logのまとめは届かない。これを届けてくれるようにしたい。いろいろ調べたらlogwatchというパッケージがやってくれていたことが分かった。ラズパイにインストールするには
apt install logwatch
特に設定は必要なく、まとめメールが届くようになった。