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PowerBook G4 2005late debianで復活
PowerBook G4(A1138) M9969J/AのHDDが壊れた.PowerPC最後のmacだ.捨てるわけにはいかない.新品のHDDに交換した.しかし以前も書いたようにリカバリ用のMac OS X 10.4 TigerのDVDが破損していて読み込めない.仕方ないのでdebian 8を入れた.本当は最新のdebian 9を入れたかったが,debian 9ではPowerPCのサポートが外されてしまった.仕方ない.debian 8のインストールは何の問題もなく終わり,1000Base-Tの有線LANも802.11b/gの無線LANもBluetoothも何も手を加えることなく動いた.上部キーによるディスプレイ明度の増減やボリュームの増減もそのまま動いた.Mac OS使っているときと変わらない快適さだ.すごいよ,debian.
10年以上前のマシンだが,スペックはなかなかのものだ.確か50万円くらいしたよ.
CPU 1.67 GHz PowerPC G4 (7447a) 512 KB of L2 cache メモリ 2GB GPU ATI Mobility Radeon 9700 液晶 15.2インチ 1440 × 960 HDD 100GB 英語配列キーボード Firewire 400 and 800 有線LAN 10/100/1000 BASE-T 無線LAN 802.11b/g Bluetooth 2.0+EDR USB2.0 Double Layer SuperDrive Dual link DVI 光デジタルオーディオ入出力 CardBus slot (Type I/II)! 56kbpsモデム!! S-Video/コンポジットビデオ!!!
いやはや,すごい装備だ.
よろこんで使っていたのだがディスプレイマネージャーをlightdmからgdm3に変えたらフリーズするようになった.SysVinitからSystemdへの変更も慣れないし,その後debian 7に戻してしまった.
qmailの脆弱性
libretto20が完全復活したのでメールサーバーはlibretto20に戻った.qmailで運用している.qmailは1.03が1998年に出てから20年近く経つのに脆弱性はたった2件しか見つかっていない.しかもいずれも回避可能.そして私のようにメール送信にしか使ってない場合はそもそも脆弱性はない.すごいよねえ.作者のダニエル・バーンスタインは私より若い.うーむ,天才だな.
プロバイダーメールはOCNとぷららが吉
プロバイダはいくつか乗り換えてきた.プロバイダに加入したときにもらったプロバイダドメインのメールアドレスはプロバイダ契約を止めても使えることが多い.そのためぷららとOCNとbiglobeのメールアドレスを持っている.差出人が名前@マイドメイン.jpのアドレスのメールを自宅サーバーからプロバイダのネットワークを使って配送したい.postfixをごにょごにょいじってプロバイダのメールサーバーへメールを投げてみた.OCNは問題なく送れた.ぷららは有料のセカンドメールアドレスで認証すれば送れた.biglobeは差し出し人をbiglobeのメールアドレスにしたときだけ送れた.ということでOCNがいちばん良くて,次がぷらら,biglobeは使えないということになった.
/etc/resolv.confのhard linkがどうちゃらというエラー
昔っから以下のエラーメッセージがログに書き込まれていた
restorecond: Will not restore a file with more than one hard link (/etc/resolv.conf)
直さなくてもよさげだが,今回直すことに.台湾の人が解決策を掲示板に書き込んでくれていた.
rm /etc/sysconfig/networking/profiles/default/resolv.conf
restorecon /etc/resolv.conf
ln /etc/resolv.conf /etc/sysconfig/networking/profiles/default/resolv.conf
あれ?次の日になったらまたログに同じエラーメッセージが.これでは直らないみたい.
postfixでSMTP AUTH送信
備忘録
postfixのバージョンは2.3.3
/etc/postfix/main.cf
relayhost = [ymail.mail.plala.or.jp]:587 smtp_sasl_auth_enable = yes smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/relay_password smtp_sasl_security_options = noanonymous
/etc/postfix/relay_password
[ymail.mail.plala.or.jp]:587 user@ymail.plala.or.jp:password
編集した後は
postmap relay_password
を実行する.
libretto20の消費電力は10W
HDD交換により復活したlibretto20は常時通電サーバーとして使っている。webサーバー、mailサーバー、proxyサーバー、ファイルサーバーの役目を果たしている。メモリわずか20MBなのにちゃんと動く。カタログによると消費電力は10Wだ。常時通電でも電気代は少ない。ラズベリーパイ3はどうかというと2.5AのACアダプターが必要というから5V×2.5A=12.5Wなのかと思ったが、有志の実測によるとUSBに何も刺さなければ高負荷でも1Aいかないとのこと。つまり5V×1A=5Wだ。ラズパイの方が低消費電力でサーバー向けに良いと一瞬思ったが、ストレージがSDカードだ。HDDほどの耐久性はない。HDDを搭載しているlibretto20の方が安心だ。
libretto20 40GBのHDDで復活
HDD激安市場で買った新品の40GB HDDをlibretto20に入れてみた.40GB全部認識した.なんだ504MBの壁とか,8GBの壁とか悩むことなかったよ.これだと128GBまでは大丈夫だ.次にHDDが故障したら60GBか80GBを入れよう.私はパラレルATAのHDDが入ったノートパソコンを8台持っているので,予備にとHDDを3個新たに注文した.いまでも新品を売ってくれるとは助かるよ,HDD激安市場さん.
boot messageには以下のように表示される.
TOSHIBA MK4050GAC, 38154MB w/8192kB Cache, CHS=4864/255/63
fdiskを起動すると以下のようにboot messageの通りにパーティションが切れる
Disk /dev/hda: 255 heads, 63 sectors, 4864 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 1 13 104391 83 Linux
/dev/hda2 14 4858 38917462+ 83 Linux
/dev/hda3 4859 4864 48195 82 Linux swap