「linux」カテゴリーの記事一覧

2017-07-14

libretto20へのlinuxインストール

壊れたlibretto20のHDDだが,母艦マシンに入れても認識しなかった.これはもうダメだ.8.45mm厚の2.5インチHDDは手持ちがない.唯一持っているのが日立のDK226A-32というHDD,3GBだ.厚みが9.5mmある.このままでは裏蓋が閉まらないが,昔librettoのユーザーは裏蓋を切って9.5mm厚のHDDを入れていたものだ.裏蓋はボロボロになっていて手でもパリっと割ることができるくらいなので,この際割ってしまおう.

母艦マシンにDK226A-32とCD-ROMドライブを取り付けてRedhat6.2jのCD-ROMを入れて起動させたが,CDを読まない.あれ?BIOSメニューに行くとAドライブ(FDD)かCドライブ(HDD)からしか起動できないみたい.そしてIDEインタフェースにはCDドライブは付けられないようだ.ああ,確か母艦マシンはそんなマシンだったよな.だんだん思い出してきた.CDドライブはSCSIしか付かないんだった.部品箱からSCSI CDドライブとFDDを引っ張り出してきてつなげた.Redhat6.2jのCD-ROMからFDD用ブートイメージをコピーした.これをddでFDに書き込む必要があるのだが,FDDを搭載しているマシンがない...こともなかった.この間から使っているxw8200にはFDDが付いている.xw8200を使ってブート用FDを作った.FDとCD-ROMを母艦マシンに入れて起動すると,今度はインストーラーが起動した.SCSIのドライバを選べと出たので,AHA-152xを選択したら認識した./bootと/とswapのパーティションを切って,今インストール中.

待つこと3時間,インストールが完了した.HDDフォーマットの時にバッドセクターチェックを選んだのが時間がかかった理由だ.無事に再起動したのは良いのだが,HDDからたまーに”カッコン”という音がする.このHDDもダメかも...

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2017-07-11

音楽プレイヤー対決 mocp VS cmus

mocpもcmusもキャラクタ端末用の音楽プレイヤーだ.どちらもapt-getで簡単にインストールできる.使ってみた結果,私にはコマンド数の少ないmocpの方が好みだと感じた.コマンドを覚えるのが苦にならない人なら,cmusの方がいろいろできて良いかもしれない.

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2017-07-10

libretto20筐体プラ割れる

libretto20のハードディスクを修理しようと思い,裏蓋を開けた.ねじを外して裏蓋を持ち上げたら,裏蓋がパリっと割れた.えっと思って触ると,プラスティックがボロボロになっていた.力を加えると割れる.さすが20年以上経っただけのことはある.20年以上使うつもりなら,筐体は金属かあるいは木材で作るのが良いかもしれない.法隆寺の五重塔なんて木で出来ているが,千年以上経っても大丈夫だもの.

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2017-07-07

libretto20ついにHDDが壊れる

メールサーバーとファイルサーバーとして運用していたlibretto20のHDDがカチッカチッと音を立てるようになった.ファイルもいくつか読み出せない./etcの下のファイルもやられている.シングルユーザーモードで立ち上げてfsckをかけるも,/dev/hda7がアクセスできないとエラーになる./dev/hda7は/にマウントしているいちばん大事なパーティションなんだけど.これはもうダメだな.libretto20に使われている8.45mm厚の2.5インチHDDなんて中古でも入手できない.今使っているHDDを取り出して,母艦マシンに入れてHDDをフォーマットしてみよう.もしかしたら使える領域がまだあるかもしれない.1996年製だからもう20年以上動いている.ここまで動き続けたのが奇跡に近い.

母艦マシン(CPU=80486)に入れてみたがHDDはカチカチいうだけで認識しない.これはもう完全にダメだ.

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2017-06-30

KVM仮想マシンの名前を変更する

昨日からKVM仮想マシンが使い放題になった.ホストマシンはXEONのコアが全部で40個,メモリ256GB,ハードディスクが182TBという怪物マシンだ.これまでけっこう高価なマシンで走らせていたプログラムを仮想マシンで動かすことができる.なんという贅沢.うれしいので考え無しに仮想マシンをどんどん作っていった.20コア,メモリ64GBなんてのがほいほいできる.で,複数作った後,マシン名がぐちゃぐちゃなのに気付いた.適当な単語hogehogeを決めて,hogehoge1, hogehoge2, …とつけていけば良かったのにそうしなかった.仕方ないので,マシン名を変えようとしたが,仮想マシンマネージャーでは変えられない.おかしいなと思ってググるとココに書いてあった.すごく面倒だ.いったん仮想マシンを削除して作り直した方が簡単みたい.

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2017-06-23

ubuntuがやたら遅いんだけど

もらってきたPCをディープラーニングマシンにしようとubuntu16.04LTSをインストールした.

  • マザボ:MSI B85-G43
  • CPU:i7-4770k
  • メモリ:DDR3-1600 16GB
  • HDD:1TB

インストールはすんなり終わったんだけど,起動するとめちゃくちゃ遅い.ディスクアクセスを延々繰り返している.CPUロードは10を超えている.何か変なプロセスでも走っているのかと思ったが,そうでもない.もらってきたマシンだから,どこかハードウェア的に壊れていたのか?同じようにubuntu16.04LTSをインストールしたhp xw8200ワークステーションはサクサク動く.タダでくれたってことは何か理由があったのだろうな.どうしよう.

4日間格闘したけど,どうにもならず.CSLAIERを走らせるとsqldb lockエラーが出る.これはどう考えてもディスクアクセスがおかしい.xw8200との違いと言えば,HDDのモードをUEFIにしたのと,ファイルシステムをLVMにしたことの2点だ.これが怪しい.HDDのモードをLEGACY(BIOS)モードにして,ファイルシステムをext4にしてubuntu16.04LTSを再インストールした.おおっと,こんどはマシンがべらぼうに速い.さすがi7-4770kだ.マザボのファームがUEFIを正しく処理できないっぽい.2TBを超えるHDDを使わない限り,UEFIは使わない方がよさそうだ.

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2017-06-21

トラ技7月号

トランジスタ技術の7月号はラズベリーパイを実用に使うための信頼性アップについて解説してある.まさにこんな記事を待っていた.ラズベリーパイはちょっと動かすのは良いのだけれど,24時間稼働させるには不安があった.記事ではヒートシンクを付けたり,産業用SDカードを使ったりして,信頼性をアップさせている.これならサーバーとして使えそうだ.しかし,これだけいろいろ工面すると,総コストは1万円を超えてしまう.ゴミとして捨てられているノートパソコンや,3000円くらいで売られている中古ノートパソコンを使った方がコストは安いかもしれない.消費電力ではラズベリーパイに負けるが,インストールの手間はノートパソコンの方がかからない.やはりラズベリーパイは外付け回路を付けて,回路遊びをする用途の方が良いみたいだ.

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