日: 2018年1月11日

linux
2018-01-11

wanderlustがdebianのパッケージとしてまだあった

libretto20にRedhat4.2を入れていた20年前,X Windowは動いたのだが画面が小さすぎて見にくいのでコンソールモードで使うことが多かった.IMAPに対応しているテキストメーラーとしてemacsのwanderlustを愛用していた.まだコンピュータ業界で日本語処理の方針が定まっていなかったころはemacsがいちばんうまく日本語を扱えた.nemacsと言ってた.そんな時代がしばらく続いたのだが,画面が広くて軽いノートパソコンが現れてX Windowをメインで使うようになったときGUIのメーラーに移ってしまった.そしてwanderlustもemacsのことも忘れて10年以上経った.今日たまたまSynapticパッケージマネージャをいじっていて”wanderlust”と検索してみた.そしたら出てきたのだ,wanderlustが.まだメンテされていたとは驚いた.私が最後に使ったのはバージョン2.14だったが,今は2.16になっていた.APEL,FLIM,SEMIといった懐かしいパッケージも同時にインストールされた.emacsを起動してesc x wlと入れると懐かしいwanderlustが起動した.見た目は昔と何も変わっていない.MozillaのThunderbirdを使っている今,wanderlustを使う意味はあまりないが,懐かしいのでしばらく使ってみることにした.

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読書
2018-01-11

スタニスワフ・レム 砂漠の惑星

NHKの100分de名著にスタニスワフ・レムのソラリスが取り上げられた.ソラリスは本も映画も存在は知っていたが触れたことはなかった.100分de名著の第一話を見て面白いと思ったので,図書館にあるレムの作品全てを予約した.100分de名著を見てたくさんの人が興味を持ったらしく,ソラリスは70人待ちだった.番組が終わってしばらく経ったが,まだ順番が来ない.予約者が少なかった「砂漠の惑星」が最初に届いた.ソラリスはハードSFを期待させたが,いろいろな謎の答を最後まで示してはくれなかった.それに対して砂漠の惑星はハードSFだ.最後は読者を納得させてしまう答を示してくれた.私はハードSFが好きなので,読んでいてとても興奮し,読み終わった後は満足感につつまれた.レムはすごいよ.ジェイムスPホーガンより早い時代にこんなすばらしいSFを書いていたなんて.レムの他の作品も読みたくなった.図書館から連絡が来るのが楽しみだ.

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2018-01-11

Spideroakがフリーズしたとき

Spideroakというクラウドストレージサービスがある.ファイルは暗号化されて保存されるので安心感が高い.また,圧縮されて保存されるようで,クラウド容量より大きいサイズのファイルを保存できる.

しかし,たまにフリーズして動かなくなるときがある.アンインストールとインストールを繰り返しても直らない.試行錯誤して,初期化する方法を見つけた.

ユーザー\AppData\Local\SpiderOak\SpiderOakONE

上記ディレクトリの中身を全部削除してからSpideroakを起動するとフリーズが直る.

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